先週のコラムでお伝えした、キープ申込みからの契約前ドタキャンを喰らったお部屋ですが、また別の申込みが入りました。

先週コラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=7532

また、ヤドカリ投資法で入居募集していた古巣の貸家、築44年選手にも申込みが入り、嬉しいダブル申込みとなりました。

審査の一環で、どちらの申込者様とも直接お話ができましたが、今回はキャンセルされることなく、そのまま成約になりそうです。

ヤドカリ投資法の貸家の入居申込者様とお話しする際、「この物件のどこが気に入ってもらえましたか？」と聞いてみたところ、「大家さんがこだわりをもってリフォームされたことが、家の随所から感じられました。内見する前から、ポータルサイトに掲載されていた写真でそれは感じていたのですが、実際に建物を見て、また触ってみて、心底住みたいと思いました。確かに古い戸建ですが、大切に住まわせていただこうと思います。」とのこと。

築44年にもなる貸家ですが、こんなこと言われると本当にありがたいなと嬉しくなってしまいました。

実際に自分で住んでいた物件で、それこそ住みながら、ちょこちょこ手直ししていました。

日曜大工で作ってみた下駄箱や、奥さんの趣味で作ったレトロなステンドグラスのランプシェードなど、一つ一つ気に入っていただけた様子です。

単に業者さんにリフォームしてもらっただけでなく、実際に自分の労働力を投入した物件だけに、嬉しさも10倍に感じます。

不動産投資・大家業では、新しく物件を買ったり作ったりするのはもちろん楽しいことなのですが、それ以上に運営で苦労することが多いです。

滞納督促や入居募集、ローン返済などがまさにそれですね。

不動産業者さんやリフォーム業者さんに任せてしまえばいいと言われますが、それでも直接的にではなくとも間接的にでも、気苦労があったり、ストレスがかかります。

以前のコラムで、「魂の御馳走」というお話をさせていただきましたが、今回の入居申込者様のお言葉がまさにそれ。

以前のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=7503

もう一つの空室への申込みもあって、ダブル申込みとなったからかもしれませんが、これがあるから不動産投資を続けられる、戦える、と思えた週でした。

契約締結と入金があるまで、まだまだ気が抜けませんが、クリーニングが完了したら、しっかりチェックして、気持ちよく入居いただけるように万全の体制で迎え入れたいところです。

残念ながら、先週、新たな退去連絡が入ってきてしまいました。

本当に賃貸業って、入居募集・満室・空室の繰り返し。

一度始めたら物件をすべて売却してしまわない限り、これが続きます。

年内はこの空室を決めて、年を越したいところです。（＾＾

まとめ：
悪いこともあれば嬉しいことも起きるのが賃貸業の醍醐味。やっててよかったと思えるよう、賃貸経営に全力投球。

今回は、入居申込みがダブルで重なった嬉しい出来事についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。