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時に立ち止まること

2017.01.12

今さらですが、「神様のカルテ」という小説を読みました。

書棚にずっと前から入っていたのですが、読まずにそのままにしていたものです。

「時には立ち止まることが大切なときもある・・・。」
「周囲に流されずに、思う道をじっくり進んだらいい・・・。」
ということが優しく伝わってきて、読後、とてもほっこりとした気持ちになれました。

日頃、仕事をしながら不動産投資を続けるのって、やっぱりすごく大変ですよね。

私はまだ、仕事が不動産業なのでいいのですが、これが違う業界だったら、今のスタイルでは賃貸経営なんて続けられないと思います。

私の物件に体調不良で仕事ができなくなっていた入居者さんがいたのですが、年末から年始にかけて、親御さんより未納家賃を回収しました。

遠方に住まれている親御さんで、保証人ではなく、単なる緊急連絡先になっているだけです。

シェア入居なので、保証人なしでの入居だったのですね。

入居者さんに変わって、その経済的状況や体調などについて説明し、経済的に援助してあげてほしい、と伝えます。

地味で、電話していると泣きたくなるような内容です。

時間も手間もかかります。

でも、誠心誠意、気持ちを込めて話していると、分かっていただけることが多いです。

今回のケースも、未納が5ヶ月分にもなってしまっていたのですが、無事に回収できました。

比較的満室を続けてはいますが、物件によっては生活困窮者も多く、お恥ずかしい話ですが、毎月けっこうな数の未納者を抱えています。

出ていただくことは簡単なのですが、極限まではいてもらい、支援させていただいています。

非効率で時間はかかりますが、それなりの満足感があったりします。

投資のやり方はいろいろあり、それこそ正解なんてなく、自分に一番しっくりする方法をとにかく続けることが大切。

10年続けて、私はこのスタイルに落ち着きました。

これからいよいよ繁忙期に入ります。

また、確定申告も目の前です。

忙しくてどうしようもない時にこそ、立ち止まれる瞬間を作っていきたいと思います!

まとめ:
投資・経営スタイルの早期確立。その上で立ち止まれる余裕も作っていこう!

今回は、一冊の本を読んで考えさせられたことについてお話ししました。

何かの参考にしていただけましたら幸いです。