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またまた問題児(?)からの申込、リスクをとって満室に

2025.06.05

4月末に突然の短期退去に遭った居室ですが、また、トラブルのニオイがプンプンする入居が決まりました。

「友人からシェアハウスを突然解消されて」「今日から住みたいので、お願いします。」とのことです。

契約手続きと入金をしてもらうのが最低条件なので、お金は現金で持ってくるという約束で待ち合わせました。

事前のメールや電話の感じで、この方で発生しそうなトラブルはだいたい予測できていましたが、案の定、1時間の大遅刻。

どうせそんな感じだろうと思っていたので、仕事をしながら待っていたため、時間的には問題ありませんでしたが、先が思いやられます。

現れたかと思うと、「印鑑を忘れた・・・。」「契約金の細かいのがないので、両替してきたい・・・。」など、これまた想定していたことのオンパレードが続きます。

契約書は印鑑ナシの署名だけでOKにし、口座引落用紙は後日返送、両替は私がお釣りを出してあげることで対応しました。

実は私の運営している物件は、極端に2つに分かれています。

・一つは、手間のかからない物件(ファミリータイプ、築浅)

競争力があり、客付けにもそれほど苦戦しません。でも利回りは高くありません。

・もう一つは、手間が非常にかかる物件(シェア、ものすごく築古、単身者向け)

競争力がなく、客付けにめちゃくちゃ苦労しますが、その分、利回りは高いです。

今回のケースは、もちろん後者で、利回りは高くていいのですが、客付けには苦労するので、入居募集の際はどうしてもリスクをとった戦略になってしまいます。

この問題の入居者さんも、後々トラブルになることは目に見えていますが、受け入れてとりあえず満室にしました。

といっても、発生するトラブルのおおよそ9割は、経験上すでに分かっています

・家賃滞納
・夜逃げ
・汚部屋にされる

くらいだと思うので、それは利回りの高さでカバーします。

もっとも、残り1割のまだ経験していない未知のトラブルが発生するのは非常に怖いですが、それは経験値があがるチャンスと思って積極的に挑戦しようと前向きに考えています。

なお、今回の成約はまたジモティーからでした。

トラブルがないよう祈りつつ、束の間かもしれない満室を味わいたいと思います!

まとめ:
競争力のない物件は、リスクをとって質の悪い入居を迎えないといけないこともある。

今回は、またトラブルメーカーと思われる入居者さんを迎え入れたことについてお伝えいたしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。