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時にはリスクをとって、過払い・先払い

2026.01.29

老朽化した戸建の屋根・外壁の外装修繕が終わりました。

10年前にも一度、塗装などの修繕を行なっていましたが、雨漏りが発生したため、雨漏り箇所だけでなく、併せて大規模修繕をしたのでした。

一棟物ではなく、取得しやすい物件の代表例として区分や戸建がありますが、区分と異なり、戸建はどうしてもいずれかのタイミングで外装の大規模修繕が必要になります。

この戸建も、かなり老朽化した物件なので、いつか雨漏りが来るかなと思っていたのですが、昨年末に突然やってきました。

入居者さん曰く、少し前から雨染みなどができていたとのことでしたが、建物や天井に含み切れなくなった雨水がついに室内にポタポタと落ちてきたということで、今回の修繕に至ったのでした。

こんな時は、いつもの馴染みの塗装業者さんに泣きつきます。

雨漏りは緊急度合いが非常に高いので、他のお客さんより優先して何とか先に見てもらえないかと交渉するためです。

すると、何度も依頼している業者さんということもあり、雨漏りの原因追究のための現地調査から、その後の施工スケジュールまで、かなりのスピードで対応してくれました。

その後、スムーズに着工したのですが、その際、

「谷本さん、一つご相談があります。1月は例年、仕事が少なくて、そのため施工スケジュールをすぐに立てられたのですが、今回は少々、職人の手が余り気味です。ついては、いつもは工事終了後での支払いで大丈夫なのですが、今回だけは、工事代金の半分を先に入金していただくことは可能でしょうか?」

と交渉を受けました。

定期的に依頼している業者さんとは、ギブアンドテイクだと思っています。

なので、その場でOKを出し、翌日には送金完了させました。

賃貸経営の基本として、業者さんへの先払いや過払いはやめておいた方が安全です。

というのも、先に支払いをしてしまい、工事が全く進んでいない状況で、業者さんが倒産してしまう可能性もあるためです。

建物を新築する場合の建築会社への支払いなども、過払いをしないようにするのは必須と言えます。

しかし、ある程度繰り返し発注している業者さんであり、かつ支払い金額も、仮に最悪の状況になったとしても何とかなる程度であれば、先払いや過払いもアリだと考えています。

これは、信頼関係を築くためでもあり、いざ次にこちらが困った時に、助けてもらいやすくなるためです。

今回も、超優先的に工事を段取りしてもらえましたし、また、先払いしたことで、余っていた塗料や部材を使ってもらい、サービスもしてくれました。

そのため、時と場合に応じて、支払いについても融通を利かせることが大切だと思います。

賃貸経営・不動産投資では、とにかく外注業者さんと良いチーム関係が作れるかどうかが成否を決めてしまいます。

各種業者さんとはいい付き合い方をしていきたいものです。

まとめ:
過払い・先払いはしないのが鉄則。
しかし、時にはリスクをとって、融通を利かせるのも一つの方法です。

今回は、外注業者さんとの関係づくりについてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。