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強制執行が無事完了、 しかしドタキャンまた喰らう・・・

2020.11.05

例の家賃滞納からの強制執行案件が無事に完了しました。

以前のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=7458

無事に、というと語弊がありますが、お部屋自体はキレイに使ってくれていたようで、ダメージがほぼありませんでした。

クリーニング程度で募集開始ができそうなので、とりあえずホッとしています。

もしかしたら、ゴミ屋敷状態になってるのでは?と心配していました。

強制執行の断行には立ち会えなかったのですが、当日の模様を保証会社の担当者に聞いてみました。

保証会社:「断行当日、予定時間の少し前に物件に向かっていたところ、ちょうど、逃げようとしていた入居者にバッタリ遭遇しました。大きいスーツケースだったので、すぐに分かりました。持ち逃げしようとしていたカギは、そのまま返却してもらいました。あとは、残置物などがあった場合の所有権放棄のサインをしてもらい、それで完了です。捨て台詞で、『私は何も悪くないのにっ!』と立ち去っていきました。」とのこと。

入居開始から家賃をこれだけ滞納しておいて、自分は悪くないって、よくそんなこと言えるなと、あきれてしまいました。

よく、何でも他人のせいにする人っていますよね。

あれ、ほんとよくないです。

どんな仕事をしていても、上手くいきようがないですものね。

この方には頑張って社会復帰してもらいたいものです。

さて、さっそく入居募集を開始したところ、早々に申込みが入りました。

「おおー、頑張っていれば報われるとはこのことだー。」と喜んでいたのですが、数日後にキャンセル連絡がきてしまいました。

どうも、単に「キープ」のための申込みだった模様。

これ、悪質です。

キープの申込みというのは、物件候補がいくつかあって、本命の押さえのために使われるので、大家にとっては一番腹立たしいものです。

現在、業界も厳しくなり、申込みが入れば、「申込アリ」として表示しなければならず、ただ、そうなると他からの問い合わせも激減しますし、仮に問い合わせがきても、「既に申込みが入っていて・・・。」と回答せざるを得ません。

にもかかわらず、反響が一番ある土日の間もキープされ、それで結局ドタキャンされると、かなり気が滅入ります(><)。

でも、そもそもキープ物件にしかならないぐらいの物件力だったのだなと、さらに物件力を上げるように努力しないといけないなと決意を新たにしました。

先の強制執行による退去者さんのように、原因を自分以外のものに求めても仕方ないですものね。

空室がでたタイミングで、さらに、別の退去連絡も入ってきています。

今年も残すところ、2ヶ月を切りました。

年内、フルパワーで入居募集して、満室状態で年を越せるように頑張ります~。

まとめ:
不動産投資では、いかに満室経営を続けられるかが、命運を分ける。とにかく、満室、満室。

今回は、強制執行のその後と悪質な入居申込みについてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。