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助成金、利用できるものは使い倒す!

2020.02.13

先日、申請していた助成金の交付が決定したという通知書が届きました。

今回応募していたのは、持続化補助金台風19号型というものですが、平たく言うと、「昨年の台風で被害を受けた事業者は、その再建計画をプレゼンしてくれたら、お金を補助してもいいよ。」というものです。

このコラムでもご紹介しましたが、私個人の物件も、台風で屋根を吹き飛ばされたり、雨漏りが発生したりといった被害を受けました。

ですので、この助成金の存在を知ったとき、絶対に使ってやろうと思い、さっそく応募書式を取り寄せました。

しかし、応募書式をみて愕然となりました。

というのが、単に「リフォームする」というのではダメで、書類の記入例を見ると、「被害をどのようにリカバリーし、また、地域にどう貢献していくのか?」という再建計画をまとめる、というものでした。

これを見た瞬間、「ああ、やっぱりタダでお金をもらうのは大変だ・・・。今回は無理そう、やめとこう・・・。」と思いました。

しかし、台風被害でお金を支出していたこともあり、読んでいて恥ずかしくなる程の熱い、地域貢献性をうたった作文をどうにか書き上げて提出したところ、何とか「採用」されたようでした。

本当かどうかは分かりませんが、「一定の応募数の中から、厳粛なる審査の上、あなたの案が採択されました。」と書かれているので、一応は審査されたのだと思います。

今回難しかったのは、商工会議所からの推薦(?)の印鑑をとることで、以前も同じような助成金申請で、ここで追い返されたことがありました。

この時に、当時の商工会議所の担当者から言われたことが、今でも忘れられません。

「助成金をタダでもらおうと思ったら、他の応募者に負けないような企画書をもってこないとダメです。そんな、2、3行の単にリフォームします、みたいなもので、助成金がもらえるわけないでしょう。」と言われたことがあったのですね。

まぁ、今回それもあって、頑張ってプレゼンシートを書いたのですが、その時に言われた辛辣なアドバイスのおかげかもしれません。

今回もらえる助成金は、あくまで、「実際に支出したもののうちの一部」なので、まずはリフォームをしなければなりませんが、実際にリフォームしようと思っているものの計画書を出したので、頑張りたいと思います。

面倒くさい助成金申請ですが、使えるものは有効に活用して、賃貸経営していきたいですね。

まとめ:
申請できる助成金は、タイミングをみて使えるものは使い倒そう!

今回は助成金の利用についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。