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公庫に「0」回答されるも、地銀にてフルローン

2021.07.08

思わずガッツポーズです。

某地銀からフルローン内諾の連絡がきたのです。

先日、ローン特約なしで強気に売買契約の締結をしてきた物件ですが、公庫に打診したところ、まさかの「0」回答を受けました。

半分は自己資金で、残りは借入できるとか、そんな生やさしいものではなく、全くのお断りがきていたのですね。

理由を聞いても、のらりくらりでよく分かりません。

資金的にも、物件価格相当のキャッシュや資産があることを強調しても、決定は覆らないとのことでした。

そんな状況だっただけに、今回の地銀のフルローンの回答は嬉しいものです。

木造の旧耐震の物件にもかかわらず、借入期間15年で金利1%台前半、さらにフルローンと願ってもない条件です。

金利はもう少し安くしてもらえたらとも思いましたが、何せ公庫の0回答のショックが大きかったので、ここは黙ってうなずきました。

でも冷静に考えたら、耐用年数をかなり超えた木造物件で、フルローン、しかも借入期間15年という条件は、今の金融情勢では、あり得ないぐらい恵まれた条件なのかなと思います。

決め手は、すでに豊富な取引があったからこれにつきます。

一見での融資打診では、こんな結果にはとてもならなかったはずです。

この地銀はメインバンクで、預金の積立もあり、常にこの口座を利用してあらゆる支払いを実行しているので、資金の還流があるわけです。

そうなると、銀行の立場になってみれば、なかなか無下に断るわけにはいかないですものね。

この地銀の営業マンには、事前にいろいろヒアリングしていて、昨今の融資情勢を聞いてみると、

  • 一見さんはお断り

  • ある程度の取引がある不動産会社からの紹介だと、一段階有利に融資審査をする。

  • 当然、既存取引客は優遇する。

とのことでした。

厳しい融資環境下では、やはり日頃の地道な取引の下積みが特に有効なようです。

ただ今回の物件購入では、融資実行が決済には間に合わず、いったん現金決済で物件を取得します。

その上で、後日、抵当権設定と融資実行となるイレギュラーな売買です。

ドキドキしましたが、今から物件取得後のリフォームが楽しみです。

うまく再生して稼働させますよ~。(^^

まとめ:
日々の取引を地銀・信金中心にして実績を積む。
そんな地道な信用積立が物件の購入資金融資につながる!

今回は、地銀との日頃の取引と物件の購入資金融資の関係についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。