人気者大家さん、嫌われ者大家さん
2016.03.17
繁忙期に限ったことではなく、どの不動産会社も年がら年中、忙しくしています。(たまに例外はありますが・・・)
最近は、ポータルサイトの登録も複雑化してきたり、いろいろな保証会社やサービスがでてきたため、スタッフ一人一人に求められるものも、以前にも増して大きくなってきました。
手前みそになりますが、当社の不動産部門もよくやっています。
先日、あるスタッフが解約の抑制に成功しました。
退去連絡を受けたのですが、たまたま同じ物件で賃料設定の安い部屋が空いたため、こちらに誘導したところ、見事、退去ではなく、物件内移動に成功したのです。
オーナーさんにしてみれば、何もしなければ退去になっていたものが入居継続になったので、機会損失が防げたことになります。
さらには、新たに入居募集するとなれば、広告料等も必要になりますので、退去が発生しないことによるメリットは計り知れません。
これは、不動産会社の仕事のほんの一部にすぎませんが、そもそも、このような解約抑制が不動産管理委託契約書に明記されているかといえば、もちろん、明文化などされていません。
例えば、「入居者さんと積極的にコミュニケーションをとること」、「物件を巡回する際に目についたゴミは必ず拾って捨てること」といったことなども、もちろん何かに書かれているわけではありません。
でも、このようなことは、どれも大家さんにとっては非常にありがたいことですよね。
いろいろな業者さんとうまく付き合えている大家さんは、決まって褒め上手な方が多いです。褒め上手というよりも、感謝の気持ちを素直に伝えられる、という言い方の方が正しいのかもしれません。
業者さんにしてみれば、気遣いでサービスを提供したのに大家さんに全く見向きもされなかったら、次からは、「サービスなんてしても仕方ないもんな・・・。」と思ってしまうことでしょう。
でも、「この前のリフォーム、ありがとうね。あの巾木の塗装、見積もりに入ってなかったよね。もしかして、黙ってやってくれたんじゃない?助かったよ。」のような声掛けができたらどうでしょうか。
私が業者さんの立場なら、うれしくなってしまいますね。
まず、自分が施工した現場をちゃんと確認してくれているということ。さらに、努力したことを労ってくれているということ。
これ、報酬をいただくより、ずっと価値あることで、人が仕事する上で絶対的に必要なことです。「魂のごちそう」と言う人もいるほどです。
子供は褒められると伸びる、とはよく聞きますが、大人になったって、褒められたらうれしいものです。
私も一つだけ、必ず実行していることがあります。
それは、退去があって、リフォームしてくれた業者さんに、満室報告をすることです。
「前にクリーニングしてくれたあの部屋、おかげさまですぐに申込みが入りました!すぐに原状回復してくれたおかげです。」といった報告だけは欠かさずするようにしています。
ちょっとした気持ちや心意気を、当たり前のこととしてしか受け取れない大家さん。一方で、周りの協力のもとに大家業が成り立っているということを自覚し、感謝の気持ちを素直に伝えられる大家さん。
どちらが人気者の大家さんで、どちらが不人気者の大家さんなのか、考えるまでもありません。満室経営が続けられるのは、もちろん、人気者の大家さんですよね。
家族を含め、自分の大家業を支えてくれている方たちに、感謝の気持ちを伝えてみてください。きっと良い循環を生んでくれると思います。(^^
まとめ:
今回は大家業を支えてくれている方との接し方についてお話ししました。
何かの参考にしていただけましたら幸いです。
最近は、ポータルサイトの登録も複雑化してきたり、いろいろな保証会社やサービスがでてきたため、スタッフ一人一人に求められるものも、以前にも増して大きくなってきました。
手前みそになりますが、当社の不動産部門もよくやっています。
先日、あるスタッフが解約の抑制に成功しました。
退去連絡を受けたのですが、たまたま同じ物件で賃料設定の安い部屋が空いたため、こちらに誘導したところ、見事、退去ではなく、物件内移動に成功したのです。
オーナーさんにしてみれば、何もしなければ退去になっていたものが入居継続になったので、機会損失が防げたことになります。
さらには、新たに入居募集するとなれば、広告料等も必要になりますので、退去が発生しないことによるメリットは計り知れません。
これは、不動産会社の仕事のほんの一部にすぎませんが、そもそも、このような解約抑制が不動産管理委託契約書に明記されているかといえば、もちろん、明文化などされていません。
例えば、「入居者さんと積極的にコミュニケーションをとること」、「物件を巡回する際に目についたゴミは必ず拾って捨てること」といったことなども、もちろん何かに書かれているわけではありません。
でも、このようなことは、どれも大家さんにとっては非常にありがたいことですよね。
いろいろな業者さんとうまく付き合えている大家さんは、決まって褒め上手な方が多いです。褒め上手というよりも、感謝の気持ちを素直に伝えられる、という言い方の方が正しいのかもしれません。
業者さんにしてみれば、気遣いでサービスを提供したのに大家さんに全く見向きもされなかったら、次からは、「サービスなんてしても仕方ないもんな・・・。」と思ってしまうことでしょう。
でも、「この前のリフォーム、ありがとうね。あの巾木の塗装、見積もりに入ってなかったよね。もしかして、黙ってやってくれたんじゃない?助かったよ。」のような声掛けができたらどうでしょうか。
私が業者さんの立場なら、うれしくなってしまいますね。
まず、自分が施工した現場をちゃんと確認してくれているということ。さらに、努力したことを労ってくれているということ。
これ、報酬をいただくより、ずっと価値あることで、人が仕事する上で絶対的に必要なことです。「魂のごちそう」と言う人もいるほどです。
子供は褒められると伸びる、とはよく聞きますが、大人になったって、褒められたらうれしいものです。
私も一つだけ、必ず実行していることがあります。
それは、退去があって、リフォームしてくれた業者さんに、満室報告をすることです。
「前にクリーニングしてくれたあの部屋、おかげさまですぐに申込みが入りました!すぐに原状回復してくれたおかげです。」といった報告だけは欠かさずするようにしています。
ちょっとした気持ちや心意気を、当たり前のこととしてしか受け取れない大家さん。一方で、周りの協力のもとに大家業が成り立っているということを自覚し、感謝の気持ちを素直に伝えられる大家さん。
どちらが人気者の大家さんで、どちらが不人気者の大家さんなのか、考えるまでもありません。満室経営が続けられるのは、もちろん、人気者の大家さんですよね。
家族を含め、自分の大家業を支えてくれている方たちに、感謝の気持ちを伝えてみてください。きっと良い循環を生んでくれると思います。(^^
まとめ:
大家業を支えてくれているパートナーに感謝の気持ちを伝えよう!
今回は大家業を支えてくれている方との接し方についてお話ししました。何かの参考にしていただけましたら幸いです。
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