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女子限定物件の悲劇!?

2017.06.08

BP96

「Help me!I’m in trouble!」

外国人女性入居者さんより、助けを求める連絡が入りました。

彼女が住んでいるのは、女性限定シェアハウス。

もう1年以上住んでくれています。

聞いてみると、

・ 入居者Aさんからキツイ言葉を浴びせられる。

・ Aさんが怖くなってしまって、部屋に帰るのが怖くなってしまった・・・。

・ 生活面でもちろん自分にも悪い所はあるが、Aさんにも悪いところがある。

・ 日本語がうまく話せないことを分かっていて、一方的に日本語でまくし立てられる。

というような内容。

文化やライフスタイルの違いから衝突があったのでしょうね。

しかし、実は他の入居者さんからもAさんに関する相談を受けたことがあったのです。

一番やっかいなパターンなのですが、

・ 自分のやり方をキツい言葉で相手に押し付けてしまう。

・ 自分が正しいと考えている通りに相手が動かないと、イライラしてしまう。

というのが、複数の意見を聞いたところによるAさんの問題でした。

このような場合に、管理人として調整役になります。

でも、以前、軽くジャブを打ったときも、Aさんは全く理解されようともせず、態度も全く変わらなかったので、次回は最後通牒かなと考えています。

本当は、Aさんはすごくしっかりとした方で、言ってることも的を射ています。

しかし、問題なのは、周りに与える影響なんですよね。

うまく解決できればいいのですが。。。

よく、

・ 女性専用にすればうまくいく!

・ 庭付き物件にすれば、満室!

・ ペット可物件にすれば、入居待ちができる!

ってありますが、そんなのはホントにウソっぱちだと思ってます。

もしくは、ほんの一年だけうまくいった、などの束の間の成功、みたいなものに過ぎません。

ノウハウの一つを実行したからといって、「それだけ」で賃貸経営がトラブルなく長期間うまくいくことはないのです。

それをいかに応用して、自分流にアレンジ・管理していくかが大切です。

また、都度、どんどん変えていくことも必要と考えます。

不動産投資についても同じで、

・ 利回り○○%だったら買ってもいい!

・ 積算評価>買値、だったらうまくいく!

みたいなものだけを盲信して投資してしまうと、致命傷になりかねません。

不動産投資・賃貸経営は、長期間の事業です。

1~2年経営したからといって、うまくいったのか、間違っていたとか、判断できるものではありません。

私も、10年以上この事業に取り組んできましたが、今になってはじめて分かることも本当にたくさんあります。

そのような意味で、焦らず、落ち着いて、どっしりと構えて不動産を続けていきたいと思います!

まとめ:
市場から退場せず、とにかく不動産を続けることが大事!

今回は不動産投資・賃貸経営を続けることについて考えてみました。

何かの参考にしていただければ幸いです。