仲介会社への営業、迷ったら突撃するくらいがちょうどいい
2016.05.05
募集図面を出した瞬間、「このエリアでは、その家賃設定だと絶対決まらないですね。」
と営業マンよりダメ出し。
築浅で、それなりにこだわって企画した物件でしたが、「このエリアでは、オシャレさよりも広さと安さが重視される。」の一点張りでした。
確かに、ポータルサイトを検索してみても、明らかに相場より少し高い設定で、自分でも「すぐには成約しないかも?」とは思っていました。
ある意味、この地元の営業マンの言っていることは正しく、地域の相場を熟知しているからこそのありがたいアドバイスです。「早く成約した方が、大家さんも得でしょ?」というのが根底にあり、これはこれでその通りなんですよね。
でも、最終的にはそこで落ち着いてしまうとしても、出だしはもっと挑戦してみたいというのが本音です。
物件からは少し離れていましたが、ターミナル駅のあるエリアの不動産会社にも同時に営業しました。
「うちの物件は御社の守備範囲から外れてしまうと思うのですが、正直なところ、募集していただけます?」と単刀直入に聞くと、ほとんどの不動産会社は、「募集図面だけはお預かりしますよ。」という反応でした。
しかし、ごくごく一部の営業マンは、
「正直なところ、このエリアで募集するには遠すぎます。うちのHPに掲載しても反響はないと思いますので、掲載はできません。でも、『もっと広くて安い部屋に住みたい!』というお客様には、『ちょっとここからは離れていますが、お得な物件があるんです!』とご紹介すれば、成約する可能性もありますので、持ち駒にはさせてください。」
と快く営業してくれることになりました。
それから1週間ほどして申込みが入り、無事GW前に成約。地元エリアの業者さんからではなく、ターミナル駅の営業マンからの提案営業での成約でした。
あくまで結果論ですが、やはり、先入観だけで、「物件エリアから離れすぎているのであの不動産会社に営業してもムダだろうな・・・。」と決めてしまうのは、あまりにもったいないことです。
「迷ったら突撃する!」くらいがちょうどいいです。
GW中は休みになる不動産会社も多いのですが、空室を抱える大家さんにできることとして、営業する不動産会社のリストアップなどがあります。
「GW明け以降は、引っ越しがほぼなくなるお盆前までに満室にすること」を目標に頑張ります!
まとめ:
例え物件から遠いエリアでも、先入観だけで営業先を除外しない!
今回は、入居募集の営業エリアについてお話ししました。何かの参考にしていただけましたら幸いです。
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