退去者から訴えられ、警察から捜査協力依頼される日々
2019.02.07
賃貸経営では、本当に日々ドラマみたいなことが発生します。
先日は、生まれて初めて訴えられてしまいました。
帰宅するとポストに不在連絡票が入っており、差出人が簡易裁判所となっているではないですか。
何事かと気になって仕方がないので、再配達ではなく、すぐに郵便局へ取りに行きました。
「何か訴えられるようなことしたかな・・・。」とドキドキしながら開封すると、約1年前に夜逃げされた入居者より、「金返せ!」という内容でした。
この入居者さん、悪質な退去をされた方で、鍵の返却もなく勝手に国外に行ってしまう、という退去の仕方をされた方でした。
当時、退去から2か月ほど経って、「2か月前に退去したのだけど、勝手に家賃が引き落とされている。なので、賃料2か月分を返金してほしい。」という連絡がきました。
しかし、鍵の返却もなく勝手に国外に行ってしまって、そんなのは解約とは認めない、と突っぱねていたのです。
とはいえ、口座引落自体はその時点で解約しました。
そして、さっそく居室を解錠して入ってみたところ、荒れ放題。
夜逃げ状態で大変なことになっていて、原状回復にもけっこうお金がかかった案件だったのです。
しかし、裁判所からの書面にはひどいことが記載されています。
- 入居者の言い分に反論があるなら、それを書きなさい。
- ただし、反論を書いて提出したなら、裁判に移行します。
- 裁判の日取りはこちらから指定するが、万が一その日時に来ないなら、あなたは裁判に負けることになる。
などなど。
客観的な事実を書いて投函しましたが、これで、突然裁判の日が決まって、また通知されてくるのでしょうかね。
しかし、やっぱり大家というのは社会的にみて「強者」ととらえられ、こういう場合にでも負けたりするのかな、と今からどんな結末になるのか、少々ドキドキしています。
奥さんからは、そんな2か月分の家賃ぐらい払ってあげて、終わりにしたら?とも言われたのですが、なんだかそれだと気持ちがすっきりしません。
また、これも何かのノウハウになるかもしれないと、頑張って戦ってみたいと思います。
そんなときにダブルパンチではないですが、警察から捜査協力の依頼が入ってきました。
「谷本さんの物件に、窃盗の容疑がかかっている方が入居している可能性があります。捜査協力してもらえますか?」とのこと。
もちろん嫌とは言えず、了承しました。
いや~賃貸経営、本当にいろいろなトラブルが起きますね。
でも、一つ一つのトラブルに対応していくほど、経験値がアップするのが分かります。
ちょっとやそっとのことでは動じなくなるのが、不動産投資をやっていて得られるメリットの一つかもしれませんね。(^^
まとめ:
トラブルを乗り越えながら、大家力をUPさせていこう。
今回は、退去者に訴えられたことについてお話ししました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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