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生活口座、利便性のなさは不動産投資の必要経費!?

2025.10.23

最近はどこのお店でもクレジットカード等で決済ができるので、現金を持ち歩く必要がなくなってきました。

なので、昔のような財布は持たなくなって、今はカードケースのみを持ち歩いています。

お札は何枚か折りたたんでカードケースに入れて、小銭もカード状のコインケースがあるので、小銭入れも必要なく軽量化できました。

でも、よく行くスーパーが今の時代に逆行していて、現金決済のみ、ポイントカード一切なしのお店なので、定期的にATMで現金を下ろさなければなりません。

ATMは郵便局のものをよく使うのですが、タイミングが悪く、五十日などにあたってしまうと並ぶことになります。

見ていると、振込みなどの方もおられますが、現金を引き出す方も多いです。

やっぱりゆうちょ銀行は窓口が多いので、生活口座として使っている方も多いような印象です。

私は、入居者さんの家賃決済は、ほぼ口座引き落としにしてもらっています(保証会社経由での決済含め)。

口座の分布を見てみると、ゆうちょ銀行以外は都市銀行がほとんどで、ごく稀に地方銀行があるような感じです。

よくセミナーでもお伝えするのですが、都市銀行などを生活口座にしていても、“お客さん”とは見なされないと思っています。

融資を受けたりする必要がなければ、どの銀行を生活口座の窓口にしようが関係ない話かもしれません。

しかし、不動産投資で融資を受けたいのであれば、やはり将来のパートナーになる可能性の高い銀行を生活口座の窓口にしておきたいところです。

具体的には、地方銀行、信用金庫といった地域密着の金融機関になってきます。

サービスや利便性だけを考えると、圧倒的に都市銀行やネット専業銀行を使う方が便利ですし、振込手数料も安いことが多いです。

ただ、都市銀行やネット専業銀行が不動産投資で私たちのパートナーになってくれるかというと、まずあり得ないと思います(一部例外を除いて)。

ですので、利便性や手数料などで多少の犠牲を払っても、それは不動産投資のための必要経費と割り切って地元密着の金融機関をパートナーにしていきたいところです。

ちなみに、私は少し前から子供たちに生前贈与を始めていますが、そのための口座もメインバンクで開設しています。

このようにしておくことで、銀行に対してお金の流れが明瞭になり、しっかり相続対策や後継者対策をしていることのアピールになるのではないかと考えました。

どの銀行を生活口座の窓口にするか?

地味なテーマですが、もしまだそこまでしていないということであれば、ぜひ切り替えなどされてみてください。

まとめ:
生活口座は、将来的に取引のできる銀行で開設しよう。
利便性のなさは不動産投資のコストと考えるのも一つの方法です。

今回は、生活口座をどこの銀行にするかについて考えてみました。

何かの参考にしていただければ幸いです。