「いつでも借りられる」大家になる!
2017.02.09
今関わっている案件で、銀行との金銭消費貸借契約(お金を借りるための契約)が無事に完了しました。
同時に、決済のための必要書類もすべてそろったので、あとは、決済日にお金の受け渡しをするのみです。
今回の取引はいろいろ複雑なことがあり、まる4か月とかなりの長期戦でしたので、どっと疲れがでました。(ToT;
金消契約の後、「金融機関は実際に融資姿勢を厳しくしているのか?」という話題になったのですが、その営業マン曰く、「依然として、アパ・マンに対して貸せ貸せムード」にあるとのことでした。
一方、別の金融機関の営業マンは、「転売目的の融資に対して厳しくなってきている」と話していました。
銀行や営業マンによって話が違うのですが、結局、「借りられる人は借りられるし、借りられない人は借りられない・・・。」という、とっても当たり前のことなのかなと思っています。
確かに金融機関の事情を知っておくことは重要です。
でも、そんな金融機関オタクになるよりも、今、自分にできることをコツコツ真面目に取り組むことが何より大事です。
私たちにできることと言えば、
- 自己資金を蓄積する。
- 負債ではなく、資産評価の高い物件を集める。
- 財務体質を強化する。
といったことで、また、何といっても、「とにかく満室経営を続ける!」ことが一番です。
借り続けられる大家さんは、このベースができているからこそ、金融機関との優良な関係が築けています。
もちろん、はじめからそんな状態になるのは無理です。事業をはじめたときは、資産性よりもキャッシュフロー重視でいいでしょう。
でも、どこかの段階で踊り場を作る必要があります。物件を買うことばかり考えていては、逆に物件が買えなくなるのです。
「一発逆転、キャッシュフローがでて、資産性も高い物件GETであがってやろう!」なんて、虫が良すぎます。
そうではなく、財務状況を定期的に見直す時間を作りましょう。
物件価格が高いと言われている今の時期など、まさに最適かもしれません。
不動産投資は「欲」との闘いです。
気が付けば、「買うこと自体が目的になっている」ということもままあります。
まず、「買いたい買いたい病」の状態から抜け出しましょう。
自分もまだまだ、借り続けられる大家さんになんてなれていません。
でも、そうなれると信じていますし、日々行動しているつもりです。
物件を買い続けるためにも、お互い、定期的に振り返りながら進んでいきましょう~。
まとめ:
借り続けるために、今自分にできることに注力しよう!
今回は、金融機関の融資姿勢と借り続けるために
できることについてお話ししました。
何かの参考にしていただけましたら幸いです。
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