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将来の収益を稼いでくれる資産にも投資!?

2016.08.11

先日、ある大家さんと打合せをしたのですが、その際、

「自分は資産をだいたい3つぐらいに色分けして保有しています。『すぐに収益を生んでくれるもの』『1~2年でようやく収益化するもの』『もっと後にならないと収益化しないもの』という感じに分けています。」

という話がでました。

満室稼働している物件を買うと、すぐに家賃収入が入ってきます。

ところが、満室物件よりも、空きがある方が安く買えることって多いですよね。これが、半分空いているとか全空物件になると、さらに価格交渉ができます。

しかし、こういう物件はリフォームにかなり時間がかかり、すぐには収益化しません。

また、全空物件と似ているのが、新築物件。土地から購入して、建物が完成し、さらに満室になるまでには、やっぱり1年ぐらいかかってしまいます。

でも、このような全空物件とか新築物件は、苦労は確かに大きいのですが、その分満室になったときの見返りも大きいのが特徴です。

そのような意味で、毎回すぐに収益化するものばかりに投資するのではなく、中・長期的に収益化するものも加えていけば、資産全体では収益性がよくなっていくように思いました。

もちろん、最初は短期ですぐに利益がでるものを集める必要があります。そうしないと、持出ばかりが増えてしまい、大変なことになってしまいますものね。

最近流行りの海外不動産についても同じなのかなと思います。

海外不動産投資では、数年後に完成するものに今から投資するのがほとんどです。

実際に収益が入ってくるまで、かなりの時間がかかりますが、新興国であれば、将来の売却時に大きな売却益を得られる可能性もあったりします。(もちろん、為替の動向等により大きな損失になる可能性もありますが。)

ですので、自分が保有する資産の構成を一度考えてみるのもおもしろいかもしれません。

私も、新築や借り換え案件がいったん落ち着きましたので、全借入と全物件の一覧を作成し、手帳に貼り付けて眺めてみました。

おもしろいもので、単に一覧にしただけなのに、次はこれをしようとか、いろんな発想がでてきます。

ぜひ整理する時間も作ってみてくださいね。(^^

まとめ:
すぐに収益化する資産だけでなく、長期的に稼いでくれる資産にも投資する。定期的に立ち止まり、整理することも大切。

今回は資産の色分けについてお話ししました。

何かの参考にしていただけましたら幸いです。