営業マンとの接触時は物件をアピールする ベストタイミング
「〇〇不動産のAです。谷本さんの物件の〇〇号室、まだ大丈夫ですか?」
先週、一人で作戦会議を行なった空室にさっそく問い合わせがあり、内見となりました。
前回のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=9802
不思議なもので、空室に何か対策をしようと行動すると、問い合わせや内見につながったりすることがあります。
合理的なことではないのかもしれませんが、やはりその空室を決めたい、という気持ちが満室を呼び寄せるのかもしれません。
というか、そういうものであってほしいなと思っています。
しかし、そう上手くはいかないもので、今回、内見はしてもらえましたが、即決にはなりませんでした。
内見の案内後、Aさんがわざわざ経過報告の電話をくれました。
「即決にならずに申し訳ありません。まだ他の物件とも迷っているようでした。」とのこと。
嬉しかったのは、こちらから「感触はどうでしたか?」というようなフォローの電話をする前に、Aさんの方から連絡してくれたことです。
実は冒頭の空室問い合わせの際、「ああ、Aさんですか、ご無沙汰です。前回もこちらの〇〇号室を決めてくれてありがとうございます。今回もよろしくお願いします。」というやり取りをしていました。
そう、Aさんは、数年前に同じ物件の別の空室の内見案内をし、成約してくれたことがあり、特徴的なお名前だったので何となく覚えていたのです。
そんな話をするとAさんもやりやすさが増すようで、「家賃交渉されたら裁量を与えてくれますか?」といったようなことも言ってくれました。
賃貸仲介の営業マンも人です。
人は感情で動きます。
たかだか、電話で名前を出して会話しただけ。
でも、ちょっとした一言、フレーズで空室が決まる決まらないに影響するのであれば、こうした少しの時間の接点も工夫した方が絶対にいいですよね。
残念ながら今回の内見では申込みになりませんでしたが、「この物件、スペック、リフォームなら絶対に成約させられます!」とAさんは言ってくれたので、次に期待したいと思います。
これからの時期、一年の中でも入居が決まりにくいので、空室を抱えている大家さんにとっては少々ツライと思います。
でも、私もあきらめずにコツコツ空室対策、頑張ります~。
まとめ:
仲介営業マンとの貴重な接触時にうまく物件をアピールしよう。
今回も前回に続き、空室の入居募集についてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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