家族の理解と支援を得ること
2016.08.18
毎回帰省すると、弟や妹、甥っ子、姪っ子など、親戚が一挙に集まるタイミングがあります。
父親は、子供や孫が実家に集合するのがたまらなくうれしいようです。
ただ、酒癖が悪い・・・。
実家は農家で、そもそも酒米をつくっていることもあり、かなりお酒を飲むのですが、酔うとひたすら同じことを繰り返し言い続けます。
昔、大学に進学するとき、
「もう実家には帰ってこんでええからどんと東京行ってこい!」
みたいに送り出されたのですが、最近は、
「いつこっちに帰ってくるねん。もうあと何年ももたんぞ・・・。」
と言われます。
昨年、はじめて不動産投資していることを告白しました。
「将来、どういう状況になっても家族が生きていけるように、今、経済基盤を作ってるねん。せやから、そんなに急がんと、ゆっくり見守ってほしい。」
また、借り入れもそれなりにあることを伝えたのですが、あまり理解はされていない模様。
私の実家では、借り入れはどんな理由であっても「悪」としか受け取られません。
なので、そもそも不動産投資という考え方を受け入れてもらえることはこれからもないと思われます。
なぜこのような話をするのかというと、帰省などで家族と会って話をするときは、自分の不動産投資の目的を見直すいいきっかけになるからです。
また、私の場合は難しいのですが、自分の状況や将来の目標を理解してもらうことで、援助をとりつけることができた大家さんもいます。
買いたい物件がでたのにローン額が伸びず、自己資金も足りないとき、その方は父親に援助をしてもらい、無事に物件の決済ができたそうです。
でも、例えわが子とはいえ、日頃コミュニケーションもとれていない人間にいきなりお金を貸してくれるでしょうか。
普通に考えたら、けっこうハードル高いですよね。
なので、せめて帰省などの機会には、お酒の勢いを借りてでも、将来の事やお金のことなど普段話しづらいことを、腹を割って話すのがいいと思うのです。
それを積み重ねている人とそうでない人とでは、ヘルプが必要になったときに天と地ほどの差がついてしまいます。
残念ながら私の場合、父親は酔うとすぐに寝てしまうので、いつも結論やまとめにはならず、そこでお開きとなってしまいます。
でも、だからこそ、私の方も同じことを繰り返しながら、少しずつソフトに伝えることでいつか理解してもらえたらなという気でいます。
不動産投資に限らず、家族でお金や人生について考えてみることって、やっぱり大切ですよね。
そんなことを考える上で、実家に帰省できる年2回のタイミングは貴重です。(^^
まとめ:
不動産投資に限らず、家族の理解・支援を受けられる状態にしておくのは大切。
今回は、帰省のタイミングで家族と普段話せないことを思い切って話してしまうことについてお話ししました。何かの参考にしていただけましたら幸いです。
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