公庫に融資打診、安心のいつものパターン
新しく物件を購入するために、久しぶりに日本政策金融公庫へ融資打診で書類を郵送しました。
今回の物件は、知人のご実家です。
だいぶ前に相談されていたのですが、直近で相続があり、現在、遺産分割を協議中。
ただ、すでに分割の話はまとまっており、このご実家は賃貸に出したりはせずに、売却の方向で確定しています。
なぜ私に話がきたかというと、相談する不動産屋さんみなさんに、
「この物件を売るのは、相当難しいですよ・・・。」
「建物自体は古すぎて使えないし、建て替えるとしても、擁壁があるので数千万円はかかりますよ・・・。」
と言われ続け、気持ちが萎えてしまっていたところに、私が古家の再生をしているのを聞きつけられたからでした。
また、ご実家ということもあり、建物を解体されてしまうよりは、他人の手に渡っても、リフォームをして維持してもらえたら嬉しいというお気持ちがあるようでした。
築ウン十年の物件ですので、また例によって公庫へ打診。
私の取引支店では、毎回、最長10年の借入期間でしか貸してくれませんが、何せ建物が古いので、貸してくれるだけ御の字です。
支店によって多少バラツキがあるとは思いますが、私の取引支店では、
1.融資相談申込み書などを郵送する。
2.担当者から連絡がきて、面談日を決める。
3.面談日に持参すべき書類リストが郵送されてくるので、準備する。
4.面談で計画を伝える。
5.面談の結果が1~2週間で回答される。
6.融資OKの場合、電話での回答はなく手続き書類が送られてくる。
7.要件を整えて、融資実行。
というような流れで話が進みます。
早ければ、融資の可否が分かるまで2週間ほどですので、意外にスピーディーな金融機関のように思っています。
少し前は、コロナ禍のため、申込み書類を送ってからの面談はされずに、電話だけでの40分ほどの審査で終わっていました。
それが現時点での話ですが、ようやく元の面談のスタイルに戻ってきているようでした。
今回、購入を検討しているのは、
- 建物は古いが、改築によりスキップフロア?のような階層があり、建物として面白味がある。
- 擁壁があって、再建築は経済的にほぼ実現不可能と思われるが、リフォームで生まれ変わる可能性がある。
- 土地が広いので、銀行の評価がでる。
- 自宅から車で20分圏内で土地勘がある。
- 戸建で貸付面積がかなり広い。
というような物件です。
多分、購入金額よりもリフォームコストが大きくなるような物件なので、取得してからが大変です。
でも、こういう物件を再生させるのがまた面白いんですよね。
知人のご実家でもあるので、再生できたら一度、見てもらわないといけないと思うとプレッシャーでもあります。
まずは公庫からどんな評価がでるのか楽しみです。
また話が進みましたらこのコラムでも共有いたします~。
まとめ:
金融機関ごとの融資の審査や実行の流れを知っていると、スムーズに事が運べる!
今回は、公庫の融資の流れについてお話ししました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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