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繁忙期の怠慢と驕りは死を招く・・・

2020.02.20

大失敗しました。(><)

空室になった一室、いつもは結構早く決まる物件なのですが、今回は久々に苦戦しています。

「いつもと違うな・・・」そう感じていた矢先の出来事です。

今回、空室のクリーニングをお願いしていた業者さんから、「谷本さん、ごめんなさい。やらかしてしまいました。 怒らないで聞いていただけますか・・・」と神妙な感じで電話がかかってきたのです。

聞いてみると、

  • ハウスクリーニングまで完了という報告を私にしてくれていたが、実はクリーニングは完了していなかった。

  • クロス張替えなど、クリーニング以外のものは完了している。

  • いつもは、その担当者は最後に現場確認にいくが、今回は繁忙期で手が回らず、職人からの報告で済ませてしまっていた。

  • 最速でクリーニングを完了させるから、どうか勘弁してほしい。

ということでした。

最短でのクリーニングをお願いして電話をきったのですが、私、猛烈に反省しました。

これ、忙しさにかまけて現場確認を怠った、自分に原因があります。

毎回すぐに決まるからという理由で、仲介営業マンに電話連絡するだけで、自分でステージングもしなかった、自分の怠慢と驕りゆえのトラブルでしかありません。

もちろん、クリーニング会社の担当者がいつもは最終チェックまでしてくれるからと、信頼しきっていたのはあります。

でも、

  • 信頼して任せる

ことと、

  • 単に放置しておく

ことは違いますものね。

そもそも、繁忙期で忙しいのは我々大家だけではなく、不動産会社はもちろん、リフォーム会社だって同じこと。

だとしたら、「この繁忙期には、どれだけ連絡をしていても、外注業者の確認漏れなどは、発生するだろうな。だから、少しでも時間をみつけて、いつも以上に現場確認を自分の目でしないといけないな。」という発想をしなければならないのですよね。

もしくは、自分の時間が割けないのであれば、それこそ、自分の奥さんや旦那さんに出動してもらうとか、または管理会社さんにいつも以上に確認してもらうとか、できることはいくらでもありますものね。

もっとも、管理会社だって超忙しい時期なので、自分の物件を他の物件よりも気にかけてもらえるかどうかは、日ごろの関係づくり次第。

これは、どんな外注業者に対しても同じです。

いってみれば、こういう繁忙期というのは災害時と同じく、「いかに日頃から関係づくりができているか」によってしまうと思います。

しかし、何回か内見もあったけど、ハウスクリーニングが完了していないこと、仲介営業マンも言ってくれたらよかったのにな・・・。

でも、本当のことを言ってくれなかったのは、私に言いづらかったのかなとも思いました。

もしくは、単に当て馬物件にされただけで、その営業マンにとっては、逆に汚かったのが本命物件とのギャップがよりくっきりしてよかったのかもしれません・・・。

この繁忙期、ちょっとしたことが、本当に命取りになります。

クリーニングが完了していたとしても、空室期間が長くなると、どうしても室内の空気がよどみます。

トイレ等の排水溝だって、やはり臭いが発生します。

冬場でも虫が入ってくることはあります。

ある大家さんは、エアコンの穴から鳥が侵入してきていて、内見時に本当にひどい目にあったとおっしゃっていました。

と、言い出したら切りがないですが、繁忙期だからこそ、現場を注意して確認することが大事になります。

繁忙期だからこそ、一件の問い合わせをおろそかにしてはいけません。

繁忙期だからこそ、一組の内見者を大事にしなければなりません。


まだまだ繁忙期。

お互い空室を決めるためにベストな行動をとりましょう!

まとめ:
繁忙期だからこそ、忙しいといっている暇はない。あくまで愚直に基本を大切にしよう!

今回は私の怠慢から生じた失敗談についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。