繁忙期は「先行契約」で入居確保を優先しよう!
2019.04.08
不動産業界の繁忙期と言われる1月~3月を終えましたが、あなたの物件は満室になりましたか?
当社の管理物件は大変好調で、12月末時点で空室だった物件は、ほぼ満室になりました。
その後に一度退去があった物件も、3月末までにはほとんど成約することができました。
要因は、「先行契約」をOKにしたことにより申込数が飛躍的に増加したから、と考えています。
「先行契約」とは、入居中の部屋を内見することなく、退去前に契約締結してしまうことです。
当社では通常、「先行契約」はできないとしています。
その理由は、
- 内見をしていないため、入居後に思っていたのと違うというクレームが入ることがある。
- 入居中のため、原状回復にどのくらいの工事、時間が掛かるのか予測が難しいため、ある程度余裕をもった契約始期日となる。
- 契約始期日までに、原状回復工事が間に合わない場合がある。
など、トラブルになる可能性が高いからです。
しかし、繁忙期は考え方を変えなければいけません。
なぜなら、新社会人や学生などは、4月から新生活を始めるため、良い物件であれば、退去前であっても物件確保を優先することがとても多いからです。
そのため、多少のリスクは覚悟して「先行契約」を許容することにしました。
しかし、ただ許容するだけではダメで、しっかりと対策をとらなければいけません。
その具体的な対策とは、
- 確実に部屋の写真を見た上で、申込をしていることを確認する。
- 想像した部屋と違っても文句を言われないために、あくまで現況優先であることをお伝えし、その旨を契約書に記載する。
- オーナーに対して、原状回復の事前発注の許可をもらい、修繕業者が立会直後から作業に入れるような体制にしておく。
- 「修繕工事が間に合わない場合は、入居後に修繕となることを承諾すること」という特約を契約書に入れておく。
などです。
上記の対策を行なうことで、「先行契約」のトラブルはなく、見事満室になりました。
空室を埋めるためには、ただ待っているだけでなく、多少のリスクを覚悟してでも行動することが必要です。
攻めの姿勢で、賃貸経営をしていきましょう。
今回の稼ぐ戸建賃貸レポートが、あなたのお役に立てば幸いです。
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それでは、次回の稼ぐ戸建賃貸レポートをお楽しみに!
◆鹿股 恭平◆
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