守ったら負け!?攻めの姿勢を失わないこと
春は異動の時期。
また一人、融資を頑張ってくれていた担当者さんが転勤してしまいました。
主力にしている銀行の一つで、3月末に申告書を届けたときには、「今回は転勤はなさそうです。もう半年から一年はご一緒できそうですね。」と話していたところだったのに、ほんと、金融機関の転勤って突然決まりますね。
「谷本さんの案件、しっかり後任に引き継いでいきますので!」とは言われましたが、私は知っています。
そんなことを言いながら、結局なんでも一から説明しないといけなくなるんですよね・・・。
とはいえ、この担当者さん、ややこしい融資を何件も通してくれた方なので、それだけでも感謝感謝です。
さて、転勤の時期といえば、空室問題。
私の物件でも、繁忙期が終わって息つく暇なく、退去が2つも待ち構えています。
「退去するなら、もっといい時期(引越シーズン)にしてよ~。」と言いたいところですが、まあ転勤とのことですので仕方ありません。
この物件はここ数年で新築したものなのですが、実は私、退去するたびに家賃を少しずつアップさせていってます。
新築の時は、あまりに高すぎる家賃設定だとなかなか満室になりませんが、いったん満室になると、不思議なもので、少しアップさせてもそれほど反響が大きく落ちることはありません。
単身者用ではなく、ファミリータイプしか作っていないため、そもそも築浅で珍しいからかもしれませんが、「新築の家賃は、はじめが高いだけ。その後はどんどん下落していく」というのは、必ずしもそうではないと実感しています。
どんな物件を企画するかによるのだと思うのですね。
そこらへんにいっぱいあるようなタイプの物件だと、家賃が下落していくのは当たり前。
「新築」ということしかウリがないと、新築じゃなくなったときに反響がなくなって家賃を下げるしかなくなります。
ですので、新築や築浅物件であっても、
といった、賃貸で競争力・ウリの出せそうなポイントは盛り込めるだけ盛り込んでいく必要があります。
今度退去する物件、業者さんからは、「まだ新しいので、何もそこまで手を入れる必要ないんじゃないですか?」とは言われているのですが、内装をけっこういじる予定です。
築浅物件であろうと、改善できるところがあればどんどん良くしていきたいのです。
改善できると分かっていながら、「まあ、こんなもんでいいか。」では放っておきたくないのです。
「やるなら徹底的に市場にないものを供給する!」という気持ちが強いときには、不思議と賃貸経営がうまくいく気がします。
反対に、妥協に妥協が重なるときは、どんどん空室も増えていって、ジリ貧になってしまう気がします。
周りのうまくやっている大家さんを見ても、攻めてる大家さんは、やっぱり常に満室です。
逆に、守りに守っている大家さんで、うまく行っている方は、あまり見たことがありません。
積極性を失わず、攻撃は最大の防御と思ってリフォームも空室対策も頑張ります~。
まとめ:
経営に余裕があるときにこそ、競争力をアップさせる工夫を積極的にしよう!
今回はリフォームや空室対策に関する気持ちの持ち方についてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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