PAGE TOP

戸建賃貸とアパートはどっちが得?

2016.06.27

こんにちは。FPコミュニケーションズの岡です。

当社の「稼ぐ戸建賃貸」HPへ問い合わせをされる方は、戸建賃貸とアパートを比較して検討されている方が多いようです。

「実際にどっちが得?」という疑問を抱いている方も多いと思いますので、比較して検証してみます。

場所は東京都S区で人気のあるエリア。

敷地面積は約65坪、二方向道路に接道する角地で、閑静な住宅街に位置しています。

その計画地に、戸建賃貸とアパートという2パターンの計画で検証してみます。

<A案>戸建賃貸3棟3戸 各戸駐車場1台
<B案>アパート1棟10戸 駐車場なし


◆事業収支計画書作成の条件

  • 共通事項として自己資金を100万円以内、空室率10%、融資期間30年、金利2%。
  • 家賃下落率を見込まない代わりに、リスク金利として11年目以降、金利を4%で試算。

この条件のもとキャッシュフローが黒字になるかどうかで、事業の安全性を見ています。

建築費については当社規格を変更して算出、及び過去事例による概算としています。

◆事業収支計画書の比較

<A案>戸建賃貸
  • 総事業費54,856千円
  • 建設費47,040千円、諸費用7,816千円
  • 借入予定額54,000千円、自己資金856千円
  • 表面利回り11.81%、実質利回り3.02%(10年平均)
  • 税引き前キャッシュフロー(4年目以降)年間1,646千円

  • <B案>アパート1棟
  • 総事業費95,935千円
  • 建設費85,406千円、諸費用10,528千円
  • 借入予定額95,000千円、自己資金935千円
  • 表面利回り10.88%、実質利回り2.85%(10年平均)
  • 税引き前キャッシュフロー(4年目以降)年間2,714千円

  • ◆事業計画を比較しての見解

    戸建賃貸の想定家賃については、近隣事例が少ない為、抑えて想定しています。

    また駐車場代も計上していない為、実際に募集する際には、更に良い投資効率になる可能性があります。

    アパートについては周辺相場から家賃を設定していますが、供給数が多いこともあり、将来的な家賃下落が起こることが予測されます。

    キャッシュフローではB案の金額が大きくなるものの、想定される担保評価額よりも、借入額がかなり大きくなることから、融資額が満額とならない可能性があります。

    今回の事業計画を比較すると、土地を最大限活かしてアパートを10戸計画するよりも、戸建賃貸3戸の方が投資効率(利回り)は良いことがわかります。

    また相続対策や出口戦略としても、一棟アパートより戸建賃貸の方が分割しやすいという利点もあります。

    投資家に比べて実需(賃貸としてでなく、自分が住むために購入する方)へ高く売却できる可能性もあることが、戸建賃貸で計画することのメリットになります。

    今回の事例では、戸建賃貸の方がお得だと言えると思います。

    ただし全ての立地に当てはまる訳ではないので、今回のように比較して検証する必要があります。

    もしご自身で所有している土地について検証したい場合は、下記「稼ぐ戸建賃貸」無料相談をご利用ください。

    今回の稼ぐ戸建賃貸レポートが、あなたのお役に立てば幸いです。

    この「稼ぐ戸建賃貸」レポートを読みながら実際に土地活用について考え出すと、いろいろ疑問や質問がわいてくることがありませんか?

    そんな時は「稼ぐ戸建賃貸」無料相談へお申込みください。土地活用についての疑問や質問にお答えできることと思います。
    http://www.kodatechintai.jp/cat65/post_4.html

    また、下記URLにて「稼ぐ戸建賃貸」無料カタログも進呈しています。
    http://www.kodatechintai.jp/cat65/post_8.html

    それでは、次回の稼ぐ戸建賃貸レポートをお楽しみに!

    ◆岡 宏◆