賃貸併用住宅、大家冥利に尽きる!
現在、賃貸併用住宅に住んでいます。
というより、「結果的に」賃貸併用住宅になった、という感じで、もともとは単なる2戸の小規模なテラスハウスです。
戸建賃貸をぎゅっと2つ、くっつけた感じのものですね。
もともと賃貸用で考えて土地購入・新築したので、残念ながら住宅ローンではなく、事業用ローンです。
もうまる2年住んでいますが、今のところ「私」は快適です。
「私は」、と強調したのは、奥さん的には、やはり独立した一戸建てに住みたいという願望が強いためです。
先日も「家」について、かなり激しい論争になりました。
よくある、
「持ち家」 VS 「賃貸」
がテーマで、私は「賃貸」でいいと思っているのですが、奥さん的にはどうしても「持ち家」がいいということで、いつも意見がかみ合いません。
でも、その折衷案が、今住んでいる賃貸併用住宅だったりします。
また、もともと賃貸物件として企画していたものだけに、別に「持ち家」に住んでいるという気はせずに、私は、あくまで「賃貸物件」に住んでいる感覚でいます。
さて、そんな賃貸併用住宅ですが、お隣には若いご夫婦が入居してくれています。
非常に良い雰囲気のお二人で、うちの子供二人が毎日ドタバタ走り回ってうるさいと思うのですが、まったく気にせず、むしろ、微笑ましく思ってくれています。
先日、そんなご夫婦を招待して、一緒に食事する機会がありました。
入居してから、じっくりお話しする機会がなかったので、一度お話ししたいと思っていたのです。
ビールやチューハイなど準備してお待ちしていたところ、
奥様が、
「今、アルコールはちょっと・・・。」
という反応。
そう、妊娠されていたんですね。
しかも、
「実は、双子ちゃんなんです!」
とのことで、一挙にその場がお祝いの場に変わってしまいました。
「谷本さんの家庭を見ていて、いつも子供が欲しいと思ってました。また、小学生の息子さんと、幼稚園の娘さんを見て、自分たちの子供たちの少し先の姿が具体的にイメージできてよかったです!また、ますますこのおうちが好きになりました。」
と後でメールいただいた時には、心底大家でよかった、と感じました。
大家業、賃貸経営はローン返済のプレッシャーもあるし、空室やトラブルは出るし、滞納問題も解決しなければならず、本当にストレスフルな仕事だと思います。
でも、頑張ってると、時々こんな感じで、うれしいご褒美がもらえるのも大家冥利に尽きると言えます。
こんなご褒美があるからこそ、10年以上も賃貸経営を続けてこられたのかなとも思います。
大家業は、社会的責任の大きな仕事です。
でも、だからこそ社会貢献度の高い仕事だとも考えています。
「また明日から頑張ろう。」
そう思えるハッピーな出来事でした!
まとめ:
苦労8割・いいこと2割!?でも、大家業は社会貢献度の高い仕事だ!
今回は賃貸併用住宅で経験した大家業の醍醐味について考えてみました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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