近隣クレーマーに四苦八苦?
2017.10.16
先日、当社管理物件の隣地戸建オーナーから「おたくの敷地に竹が生えている。その竹が根を張って、ウチの敷地に生えてしまっているから何とかしろっ!」という連絡がありました。
しかし、実際に現地を確認しても、竹など一切生えていません。
そこで、電話での話し方から早期解決の必要性を感じ、そのまま直接訪問することにしました。
お会いすると、老夫婦の方で何度も同じ話をされます。
「どこに竹があるのですか?」と聞くと、「土の中。そこから伝ってウチの敷地に生えている」とおっしゃいます。
その生えているという竹を見せてもらうと、20~30cmの笹が2、3本生えていました。
「これは、笹ではないですか?」と聞くと、「いやこれは竹だ!昔は竹がたくさん生えていた。」の一点張り。
笹と竹は判別しにくいのは確かです。
さらに、根っこの位置を確認するため、「根っこ部分から抜いても良いですか?」と聞くと、「ダメだ!竹は一度抜くと強くなってまた生えてくるから、先に竹を処理しろ!」と、こちらの話は一切聞いていただけません。
そこで、管理物件の植栽剪定の時期だったので、剪定とあわせて土の中の調査を行なうことで、一旦は落ち着いていただきました。
その後、オーナーや剪定業社との日程調整や交渉を行なっている間も、何度も電話で催促されてしまいました。
とにかく剪定当日に決着させるしかないと思いました。
そして、当日は朝8時から剪定作業を行なったところ、土の中を掘ってみてもやはり竹などありません。
笹の根っこが多数あるだけでした。
それを現地でしっかりと確認していただきました。
さらに、剪定業社さんに隣地敷地内の笹も抜いてもらいました。
その際、根っこもご自分の敷地内から生えていることが判明。
剪定業社さんにも、「これは笹なので、伸びてきたら抜いてもらえば問題ありません。」と断言してもらいました。
当日は、朝8時から隣でずっと確認されていたのですが、徐々にトーンダウンしていく様が分かります。
そして、後で揉めないように、写真もしっかりと撮っておきました。
最後に、「あなたの敷地に生えているのは笹であり、自分の敷地内で勝手に生えているものなので、今後は連絡してこないでくださいね。」と言うと、さすがに納得された様子でした。
今回のクレーマーは、根拠のない思い込みでお話しをされるので厄介でした。
ただ、やはりクレームを早期解決する方法は、直接会って話すことだと再認識できました。
今回の稼ぐ戸建賃貸レポートが、あなたのお役に立てば幸いです。
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それでは、次回の稼ぐ戸建賃貸レポートをお楽しみに!
◆鹿股 恭平◆
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