0.1%の金利引き下げ。たかが0.1%、されど0.1%
固定期間5年で借りている案件がそろそろ期間満了するとのことで、地銀さんと打ち合わせをしてきました。
正確には、「固定金利期間選択型」の変動金利というもので借りているのですが、この固定金利の期間満了の間際に、金利交渉のタイミングがきます。
これに気付いてからは、ある借入では、この固定期間を当初よりあえて短くして、金利交渉のタイミングが小刻みに訪れるようにしたりもしています。
まあ、小手先のテクニックと言われてしまえばそれまでですが、金融機関とのコミュニケーションが増えるという意味では地味ですが、けっこう使えるテクニックかなと思っています。
1回では大きな金利の引き下げはできなくても、小さな金利の引き下げを続ければ大きな成果につながる、みたいなことをイメージしています。
というと手堅い戦略のように思えますが、実際はそうではなく、単に大きく金利の交渉をしたけれど、かなり大きく押し戻され、今回は0.1%しか下がらなかったというだけで、何ともお恥ずかしい結果となりました。(><)
ある知人の不動産投資家さんは、このような金利見直しのタイミングで、0.5%もの金利の交渉に成功した!と言っていましたが、それに比べると全然な結果です・・・。
その方は、ターゲットにした金利まで下がらなければ、借り換えも辞さないという態度で臨む、ということでしたが、私にはそこまでの勇気がありませんでした。
しかし、例え0.1%の金利の引き下げでも、もし1億円であれば年間10万円もの差にもなるので、ちりも積もれば山となる、と思っています。
何より金利の交渉によって得られたお金は、物件を新たに買ってできたものではありませんので、大きな意味がありますよね。
金利交渉の材料としては、もちろんいろいろあると思いますが、
- 固定期間の間、一度も返済が滞っていないこと。
- 残債が順調に減っていっていること。
- ほぼ満室経営が続いていること。
などを担当者にわかってもらい、支店長などと共有してもらうというやり方を続けています。
もしまだ、金利の交渉を行ったことがないというのでしたら、タイミングをみて、一度、銀行に訪問してみることをオススメいたします!
まとめ:
金利の交渉のタイミングを虎視眈々と狙って、財務体質の強化を図る!
今回は、銀行との定期的な金利交渉についてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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