来るべき退去に備えて、前もって準備をする
2022.03.24
気づけば3月も、もう終盤。
早いもので来週末には4月がやってきます。
繁忙期の最後の踏ん張り時か、というぐらい入退去や更新・再契約、売買契約・決済などの予定が目白押し。
特に入退去では、空室がやっと決まったかと思えば、同一の物件でまた退去連絡が入る、みたいな話が続いています。
不動産投資で何が一番必要?と聞かれれば、精神力、忍耐力と答えてしまうかもしれません。
こんな繁忙期は毎年のことですし、繁忙期以外でも一年中、入退去はでますからね。
そう考えると、並大抵の精神状態では不動産投資はやっていけないようにも思えます。
心臓に毛が生えているぐらいの精神的タフさがないと、長く戦い続けられないですよね(^^
でも、ここは大事なところだと思うのですが、空室に無関心になるのとは、まったく別の話です。
- 空室があるのが当たり前
- 一つ、二つぐらいの空室では焦らない
という風になってしまうと、賃貸経営はマイナスの階段まっしぐら。
空室が空室を呼び込む悪循環に陥ってしまいます。
難しいところですが、一つ一つの空室には敏感に、でも焦ることなく、淡々と、粛々とやるべき空室対策を実行する、そんな感じがぴったりくるのかなと考えています。
本日も長期入居していた外国人の入居者さんから、仕事の都合で帰国することになったので退去したい、との連絡が入りました。
退去日を聞いてみると、まだ2か月先の模様です。
実際に退去されるのは2か月先ですが、退去前からでも次の入居募集のスタートは切れます。
- 退去後のリフォーム案を練っておくこと
- ポータルサイト掲載用の写真をチェックしておくこと(不完全な部分があれば、写真撮影できる準備をすること)
- 馴染みの仲介営業マンに2か月先の空き予定を伝えておくこと
- 募集図面の大枠だけ作成しておくこと
などなど、やろうと思えば進められることがたくさんあります。
やることをやって、来るべき退去の日を落ち着いて待ち構える。
そんな落ち着いた心境・攻めの姿勢で入居募集を行いたいものです。
それでは残りの繁忙期、お互いラストスパートで満室にしていきましょう!
まとめ:
落ち着いて焦らずに一つ一つの空室を決めていく。
空室に対して無関心にだけはなってはいけない。
諦めなければ必ず満室になる。
今回は、繁忙期の入居募集についてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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