銀行の営業ノルマを逆手にとる
急遽、融資を一本、受けることになりました。
もっとも、こちらが緊急的に資金を要してというわけではなく、地元の信金営業マンから、「絶対にオススメしたいものがあって、月内にお会いできますか?」という連絡を受けたのです。
話を聞いてみたところ、保証協会付き融資の保証料キャンペーンがあって、これを利用しての融資提案でした。
保証協会付き融資の説明はこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=9997
実際にキャンペーンチラシを見せてもらったのですが、保証協会がそんなキャンペーンを行うというのは知らなかったので、新鮮でした。
提案の構成としては、保証協会6:信金4の協調融資。
連帯保証人の位置づけになる保証協会だけが責任を負うのではなく、「信金も責任を負いますよ」というものです。
そして、キャンペーン自体は保証協会の保証料が安くなるというものでしたが、信金が責任を負う融資額の4割については、金利を最大限頑張って安くしてくれるとのこと。
「何とか月内に実行したい!」と熱く営業されるので、「ああ、これは支店ノルマがあるんだろうな。」と思いつつも、有利な条件で借りられそうだったため、そのまま話を進めてもらったという次第です。
今回は、営業マン自ら積極的に提案してくれての融資でしたが、支店や営業マンにもノルマがあることを前提に銀行開拓すると、うまくいくことが多いです。
特に、今回のような保証協会付き融資は、完全なプロパー融資に比べ、銀行側のリスクを抑えられるため、銀行がお金を貸しやすいローンの一つと言われています。
そのため、銀行・支店によっては、「保証協会付き融資、〇件、〇万円」のようなノルマがあったりします。
言葉は適切ではないかもしれませんが、このようなノルマを逆手にとるのも不動産投資では有効だと思います。
少し関係ができてきたら、ノルマの話を逆に聞いてみて、こちらから融資の話を切り出してみるのもいいですね。
正直、このような保証協会付き融資は、始めは小さな金額しか貸してくれません。
また、協調融資などではなく、完全に保証協会100%での融資でしか実行してくれません(保証協会が100%保証するので保証料が高い)。
しかし、続けていくつか借りていくうちに、徐々に大きな金額を融資してくれるようになってきます。
修繕費や広告料の支払い、または、物件購入時の頭金に投入するなどこのような運転資金は活用しがいがあります。
ちょうど来月、老朽化した物件の設備更新の工事を実施する予定ですので、今回の借入金を使おうと思います。
まとめ:
金融機関の営業ノルマ。
逆にこちらから切り出して融資打診するのも一つの方法です。
今回は金融機関への融資打診の方法についてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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