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高金利での融資も、勝算があれば使います

2022.03.17

このコラムでも何度かお伝えしていた43条但し書き道路を使った再建築案件ですが、ようやく融資がおり、前に進められることになりました。

以前のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=8672

金融機関もなかなか分かりやすいもので、「但し書き道路」が「位置指定道路」にできる見込みが立った途端、積極的な融資姿勢になりました。

実は、但し書き道路のままだと、自宅でない収益物件には融資しない?という方針を伝えられていたのでした。

まだ位置指定はとれていないのですが、ほぼ要件がそろい、その状況を逐一報告していたところ、今回の融資承認にいたったというワケです。

融資額は建築費の90%となりましたが、まずまずのところです。

このところのウッドショック絡みでえらく建築費が高騰していますが、このまま待っていてもなかなか下がる気配もないので、機会損失をするよりは案件を進めてしまった方が結局得なのでは?と考えた次第です。

また、タイミングは重なるもので、8か月前に玉砕したもののまた話が返ってきた案件ですが、こちらも別の銀行で融資が進むことになりました。

以前のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=8680

ただ、こちらは前者の新築案件とは違い、ボロボロな築古物件ということで、久しぶりに高金利での融資承認となりました。

新築案件の金利は1%前半でしたが、こちらは3%台という金利。

今回は信金さんなのですが、保証会社に信販系の会社の保証部門が入っているため、金利が高くなっているとのこと。

本当はじっくり他の銀行にもあたってみるべきなのでしょうが、今回は決済を引き延ばしたくなかったので、こちらで進めることにしました。

また、その信金さんとのパイプを強くしたいという気持ちと、そこまで大きな金額でなく、期間も短期だからというのも大きな理由です。

金額がある程度大きくて、期間が長期で高金利だと、それなりの利払いになります。

ところが高金利でも金額が小さく、短期間の借入だとそこまでダメージが大きくなりません。

そのため、購入金額の割に高く賃貸できる場合は、金利が高くとも取得を優先することもままあります。

3月は確定申告のあとの報告など、銀行訪問できるネタがたくさんある時期です。

忙しい時期でもありますが、一度銀行にアポをとって、決算報告してみるのも銀行との関係づくりに有効と思います。

まとめ:
どうしても取得したい物件で勝算があれば、高金利の融資を使うのも一つの手。ただ、借り方には注意しよう。

今回は、銀行融資の体験談をご紹介しました。

何かの参考にしていただければ幸いです。