包み隠さず資料を提示するも、冷たくあしらわれる・・・
2021.05.06
日本政策金融公庫の融資審査の面談に臨んできました。
審査の流れは前々回のコラムでご紹介したとおりですが、申込書を郵送して一週間ほどで担当者から連絡があり、面談の予定を告げられました。
前々回のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=8026
何度も公庫へ打診していると、「また谷本さんか。」と言われたこともありましたし、こちらも「ああ、また〇〇さんでしたか。」となることもありました。
記憶に新しいところでは、融資OKとなった際、その担当者からは、「次回、また案件があったとしても最低1年は間を空けてくださいね。」と言われたのですが、その半年後に融資の申込みをしたら、またその担当者が面談にでてこられ、「あれから一年経たずにきてしまいました。でも、今回も大変優良な物件で・・・。」という話をしたのを覚えています。
私には、それぐらい馴染みのある金融機関です。
ただ今回、面談では初めての担当者さんだったのですが、けっこう厳しいことを言われました。
例によって、築ウン十年の古家だったため、法定耐用年数超の物件には、
- 融資できたとしても、3~6年程度が限界。
- 融資額も満額はとても無理で、購入価格の半額程度になる。
といったことをこんこんと繰り返し話されました。
実は前回、公庫から融資を受けた際、同じようなことを言われたのですが、結果は期間10年、満額の融資を受けられました。
そのため、今回も話をふむふむと聞きながら、心の中では、「面談では厳しいことを言ってても、実際はもっといい条件出してくれるんでしょ。だからお願い・・・。」と祈っていた次第です。
ただ、今回の面談ではいつもと違う、気がかりなことがありました。
公庫の面談では、自己資金を示すために通帳原本などの提示が求められます。
いつも銀行預金の他に、小規模企業共済や定期積立、または生命保険に至るまで、自己資金に関係するものは全部写しを提示するようにしていました。
これまでの担当者は目を通してくれ、また、写しを控えてくれていたのですが、今回の面談では、「それはいいです。」と、審査には全く関係ないかのように見ることもなしに返されてしまいました。
これ、かなりショッキングな出来事です。
何だか、審査する気もないように感じてしまいました。
融資審査には、自己資金の多寡は超重要な項目のはずなのに、何だか釈然としない思いでいっぱいです。
もしかすると、この担当者には、通帳に印字されている数字しか、伝わらないのかもしれません。
担当者によって、話の進み方も違いますものね。
審査の進捗がでましたら、また本コラムでも共有したいと思います。
まとめ:
融資審査に少しでも有利になりそうなものは、全て包み隠さず準備しよう。
今回は公庫に融資打診し、面接を終えた感想をお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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