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余力のある時に、次の一手を打つこと!

2018.10.11

次から次へと、金融機関の担当営業マンの転勤の連絡がきます。

せっかく関係を作ってきたのに悲しいです。

悔しいので、営業協力で何枚か作成していたゴールドカード、年会費が高いので、解約連絡を入れました。

我ながら小市民です。(><)

泣きっ面に蜂ではないですが、さらに入居者さんまで、転勤での解約連絡が何件か入ってきました。

「お願いだから、転勤しないで~。」と心の中で叫んでいます。

とはいえ、転勤で引っ越していく入居者さんがいれば、転勤で引っ越してきてくれる人もいるはずなので、めげずに空室対策・入居募集を頑張ります!

最近、思うことがあります。

それは、「何でも、いいときに実行に移していないとダメだな・・・。」ということ。

というのが、例えば売却を考えているなら、売り時というのは、やっぱり満室の状態のときですよね。

空室があると、当然室内を確認されてしまい購入希望者の価格交渉のための粗探しの要因になってしまいます。

でも、満室稼働していると手元にお金が残るので、「今は無理に売却しなくてもいいか・・・。」と、ついつい安易な方に流されてしまいます。

また、コストのかかる外壁塗装や屋上防水にしても、実行するのだったら、やっぱり満室の時です。

空室が増えてきている状態では毎月のキャッシュフローが厳しくなるので、なかなか大規模修繕するという気にはなれないですものね。

入居募集一つとってもそうです。

物件のHPや見栄えの良い物件PRブックを作成するのも、非常に手間がかかるものなので、なかなか切羽詰まった状況では取り掛かることができませんよね。

空室が増えてくると、即効性のある仲介会社営業などしかできなくなってしまいます。

これは賃貸経営だけでなく、どのような仕事でもそうですが、景気のいいときにこそ次の手を考えていなければ、ちょっと景気が傾いたときにすぐにダメになってしまいます。

満室稼働してるときに、経営がさらに盤石になるように、物件や大家力により磨きをかける・・・。

余裕のあるときにこそ、即効性はなくても後々大きな効果を生むかもしれないサービス作り(例えば入居者さんとのコミュニケーションなど)を心がける・・・。


やっぱりそんな心持ちが大切なのでしょうね。

賃貸経営って、本当に地味な仕事です。

でも、巷で売られている成功法則本に書かれているようなことが、実際に日々課題として降りかかってくるので、一つ一つクリアしていけば、それこそ人格を高められそうに思います。

ですので、退去連絡が入ってきても、「また来たか、でも頑張って空室営業すればどうせすぐ埋まるんでしょ。」と、前向きに楽観的に取り組んでいきたいと思います!

まとめ:
盤石な賃貸経営を続けるために、満室の時にこそ、普段できない対策を着々と実行しよう!

今回は、賃貸経営に対する取り組み方についてお話ししました。

何かの参考にしていただければ幸いです。