自力での法人税申告、完了!
確定申告、無事に完了しました。
といっても、今回は法人税の申告です。
個人の確定申告は、不動産投資を始めてからずっと自力でやってきましたが、法人税の申告ははじめての経験。
昨年、2つ目の法人を作ったのですが、この決算期が12月末のため、期限ギリギリでの申告書提出でした。
「個人の申告はできても、さすがに法人税の申告は無理・・・。」と巷では言われていて、私もそうだと信じ込んでしまっていました。
しかし、金持ち大家さんの「会計職人」(法人版)を使えば、法人税申告も自前でできる、という話です。
それなら自分で試してみようということで、決算期になるまで税理士さんにも依頼せずにきたのでした。
いや~でもやってみると、これがけっこう大変。
1つ目の法人では現金出納帳をつければいいだけだったものが、決算や申告を全部自前でやるとなると、源泉税の処理やらローン計算やら、または役員借入・返済の計算などで、とてつもない作業量でした。
また、法人の申告って、税務署だけが登場人物でなく、県や市区町村も関係してくるので、それがまた大変。
貸借対照表の資産と負債がバランスして、通帳残高と帳簿上の残高が最後に一致したとき、感無量で思わず涙がでました。(ToT)
この会計職人、本当に法人の申告書が自前でできてしまう恐ろしいソフトです。
といっても、不安で仕方ないので、出来上がった申告書をもっていくと、税務署の方は殺人的に忙しい雰囲気で受け付けてくれるだけでしたが、都税事務所の方は、親切に書き方などを教えてくれました。
でも、申告書に受付印を押してもらえると、単に受け付けられただけというのは分かっていますが、それでも嬉しいものですね。
とりあえず、そのまま納税も完了させ、何も指摘が入らなければいいな~と思っています。
今回、自分で法人申告をしてみて、一つ一つの書類の意味やつながりがだいぶ分かりました。
正直なところ、1つ目の法人の申告は税理士さんにマル投げしていたので、数字や書類の意味など、まるで理解していませんでした。
でも、自分で試行錯誤して数字を確かめたり、書類を作っていくと、少しずつ決算書の意味が分かってきました。
確定申告って、それ自体は単なる作業だと思いますが、大事なことは、で、それでどうするの?という、将来の展望や作戦を考えることだと思います。
何にも考えないと、減価償却や金利支払いがなくなったときに、いきなり多大な納税をしないといけなくなり、キャッシュアウトしてしまいます。
残念ながら、そんな状態になってしまってからでは、何も対策のたてようがないのが実際のところです。
常日頃から、賃貸経営に関する数字は意識しておかないとダメですね。
ただ、法人申告にかかりきりだったので、実は、個人の確定申告はこれからなのです。
申告期限まであと2週間。
頑張って仕上げて、春を迎えます~。
まとめ:
確定申告時に納税資金で慌てないよう、常に数字を意識して経営しよう!
今回は、確定申告について、法人の申告を自前でやってみたという体験談をお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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