続・排水トラブル、今度はトイレで水詰まり・・・
前回のコラムで、排水桝に植物の根っこが入り込み、水詰まりが発生してしまったトラブルについてお伝えしました。
前回のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=8580
すると読者のSさんから、ちょうど同じようなタイミングで、ほぼ同様のトラブルが発生した際の実践報告をいただきました。
Sさんは、業者さんに連絡したが到着まで時間がかかるということで、自前で持たれていた高圧洗浄機を持ち出し、自力で対応されたそうです(高圧洗浄機まで準備されているのは、本当に凄いと思います)。
高圧洗浄が功を奏し、汚水が引いていくといくつかあるマンホール排水口に植物の根の絡まったものが出現。
取り出してみると、なんとバケツ半分の量があったというのですから驚きです。
Sさんの物件は、築40年弱のRC物件で世帯数30戸弱とのことなので、私の老朽化した築古戸建とは規模が全然違います。
万が一、水詰まりトラブルが長期化したらと思うと、ゾッとしてしまいますよね(>o<)
Sさん、貴重な実践報告をありがとうございました!
さて、今回Sさんの報告を聞いて改めて思ったことがあります。
不動産投資では、利回りとか見た目とかの調査はもちろん大事です。
でも、もっと地味な今回の排水桝(口)などにも目を向けて物件を見ることが、本当に大切だと再認識しました。
結局、それが価格交渉にもつながりますし、ババ物件をつかまずに済みますものね。
と思っていた矢先に、次なる水トラブルが発生。
今度は恥ずかしながら我が家でのトラブルです。
トイレで水詰まりが発生し、ラバーカップを使っても一向に解決せず、やむなくいつもの水トラブル業者さんを手配。
業者さんが高圧ポンプを使っても解決せず、トイレを取り外して原因追求することになりました。
すると、すぐに原因が判明。
詰まりの原因は、よくある「水に流してもいい」掃除シートでした(商品名は伏せます)。
「奥さん、これ、トイレに流したら、結構な頻度で詰まってしまいますよ。最近のトイレ、どれも節水型になってしまってますよね。節水型トイレで流していいのは、トイレットペーパーのみです。」と業者さんにアドバイスをいただき、終わりました。
業者さんとは、「なんで詰まりやすい節水型のトイレが主流になってしまったんですかね・・・。」と話したりしたのですが、新しい物件ほど水詰まりしやすいなんて、なんだかなーと感じます。
ここでの学びは、入居者さんに対して、「トイレに流してもいいものは、トイレットペーパーだけ。」だと、説明しておくことだと思いました。
大家側が事前に入居者さんに伝えておかないと、水詰まりの緊急応対費などを負担しないといけないケースがでてくる可能性があります。
NGな行動で水詰まりが発生した場合は、入居者さんの費用負担だということを伝えておくことが大切ですね。
もちろん未然に防げるなら、防いだ方が余計な労力がかかりませんね。
年末年始、入居者さんに連絡する機会があれば、ネタの一つとして案内してみてもいいのではないでしょうか。
まとめ:
目立たない排水関係も、不動産調査の項目に入れておこう!
今回は、先週に続き、物件の排水トラブルについてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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