PAGE TOP

職人さんに直発注、メリット・デメリットもりだくさん!

2019.07.04

最近、いくつかの物件のリノベーションを同時進行で進めています。

壁をぶち壊してLDKを拡張させたり、反対に新しく壁を作って居室を作ったりと、主に大工さんが絡んでくるような工事です。

この工事を紹介で知り合った大工さんにお願いしているのですが、リフォーム会社を通していないので、いわば原価で工事が進められます。

職人さんの原価というと、いわゆる、人工代というものですね。

もちろん、石膏ボードやフローリングなど、部材の材料代は別途発生します。

もしくは、自分で発注して現場に届くように手配しなければなりません。

デメリットといえば、このような煩雑さがまずあげられることと、代金の支払いが前払いなどになったりすることでしょうか。

これは、交渉にもよるかと思いますが、今回の私の場合は、とにかく職人さん自身に持ち出しが発生しないように、基本的に前払いにしています。

しかも、材料代などをちょこちょこ小まめに前払いしているので、なかなかややこしいです。

個人で応対しているのでまだ何とかなっていますが、仮にこれが会社のお金を動かすのだとすれば、なかなか難しいと思います。

なので、不動産会社にこのような応対を要求するのは、恐らくできないのではないかなと思いました。

リフォームコストを下げるためには、大きな会社ではなくできるだけ小さな会社に発注すること、究極は職人さんに直接発注することですが、なかなかそんなことができる不動産会社はいません。

というのも、どの不動産会社も少数で運営しているので、電話応対やクレーム対応などで手いっぱいだからです。

ですので、もし不動産会社にお話しするのだとすれば、「入居者や関係者への連絡は全部自分がするから、この案件だけは自分で発注からすべてやらせてね。もちろん、全責任は自分がとるから。」と、安心させるように伝えなければなりません。

やっぱり最悪なのは、価格的なメリットは自分が全部とってしまい、面倒くさいことだけ不動産会社に丸投げするというようなやり方です。

これをしてしまうと、不動産会社は離れていってしまいますね。

話はそれましたが、その他、職人さんに直発注する場合の注意点ですが、とにかく金払いをよくすることが一番です。

もともと職人さんたちは、登録している工務店やリフォーム会社から、人工代の不払いや、また何か月も先の支払いを強要されることが多い職種です。

なので、信頼関係のないエンドユーザーとはできるだけ関係を持ちたくないという職人さんが多いといわれています。

ですので、信頼関係を作っていく必要があるのですが、何より金払いがいいこと、とにかく、これに尽きます。

また、「そんな職人さん、どうやって見つけたらいいの?」と聞かれることがありますが、私の義母などは、賃貸経営でのリフォームは全て職人さんに直発注しています。

どうやってそんな職人さんを見つけるの?と聞いたところ、「そんなのホームセンターに朝一番ででかけたら、いくらでも見つかるよ。塗装の職人さんなんか、塗料ついてたら一目でわかるでしょ。」とのこと。

なるほど、いわれてみれば確かにそうですよね。

でも、ホームセンターで直接声をかけるってなかなかレベル高そうですが。(^^;

賃貸経営において、修繕費のコスト削減は生命線といっても過言ではありません。

いろいろなコスト削減法があると思いますが、職人さんに直接声をかける、という方法も選択肢に入れてみてくださいね。

まとめ:
リフォーム費用のコスト削減法、やり方によっては直発注も強力な方法です。

今回はリフォーム費用のコスト削減についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。