戸建賃貸にオーナーが住む?「リースバック」という出口戦略
2017.10.23
先日の住宅新報に、自宅にも「出口戦略」というタイトルで、家主が売却した自宅に継続居住する「リースバック」についての記事が掲載されていました。
自宅を売却して得た資金を老後の必要資金とすることで、長寿化の経済不安や、健康状態による不確定要素を解消することができるとありました。
この「リースバック」のメリットは、売却した自宅に賃料を払うことで、住みなれた我が家に継続居住できる点です。
自宅に住み続けたまま資金調達する手法としては、以前より「リバースモーゲージ」がありますが、こちらは自宅を担保に借入をするので、老後に借金をするという抵抗感があります。
また家主の死亡後に、子供などの相続人が自宅を売却する手間を残してしまうのも、「リバースモーゲージ」のデメリットになります。
「リースバック」は自分が生きている間に不動産取引ができ、自宅を所有しないことで固都税や、マンションの場合は管理費や修繕積立金の負担からも解放されます。
また自宅を現金化することで、相続トラブルを避ける効果もあります。子供にとっては残された家がお荷物になることが多々あるので、相続対策としても効果的です。
ただし、良いことづくめのようですが、まだまだ普及しているとは言い難く、一部の不動産会社や最近になってある金融機関が参入するという段階であり、普及するにはまだまだ障壁があるようです。
このような背景で、これから自宅の建築を予定している人は、自分が住むというだけでなく、将来的に賃貸することを考えて企画することが必要ではないでしょうか?
例えばメンテナンスしやすい材料を使用したり、間取りも賃貸で募集しやすい計画にしたり、防犯についても同様です。
弊社が企画している戸建賃貸は、自宅として利用しても十分な高品質で、さらに賃貸募集もしやすい間取りになっています。
是非、参考にしてください。
今回の稼ぐ戸建賃貸レポートが、あなたのお役に立てば幸いです。
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それでは、次回の稼ぐ戸建賃貸レポートをお楽しみに!
◆岡 宏◆
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