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大家をやっていて、一番うれしい言葉

2026.07.16

大家をやっていて、一番うれしい瞬間はいつですか?

家賃が振り込まれた時でしょうか。

空室が決まった時でしょうか。

もちろん、それもうれしい出来事です。

でも先日、それ以上にうれしい出来事がありました。

ちょうど2年間お住まいくださった入居者さんから、退去のご連絡が入ったのです。

退去理由をお聞きすると、「結婚することになりました。」とのこと。

それなら仕方ありません。

むしろ、「おめでとうございます!」と送り出してあげたい退去です。

とはいえ、私はいつも念のため一つだけお聞きするようにしています。

「建物やお部屋で、何かご不満な点はありませんでしたか?」

退去理由が結婚であっても、本当は何か住みにくい部分があったかもしれないからです。

改善点があれば、次の入居者さんのためにも活かしたいと思っています。

すると、返ってきた言葉は予想以上のものでした。

「建物や部屋に全く不備等はなく、大変満足なお部屋でした。結婚前の2年間をここで生活できたことに感謝いたします。

思わず、うれしくなってしまいました。

家賃をいただくことは、もちろん大家として大切なことです。

でもそれ以上に、「ありがとうございました。」と言っていただけることは、お金では得られない喜びがあります。

大家をやっていて、本当に良かったなと思える瞬間でした。

退去の連絡というと、つい事務的に手続きを進めてしまいがちです。

でも、一言でも言葉を交わすことで、新しい気付きが得られることがあります。

改善点を教えていただければ、次の募集に活かせます。

結婚やマイホーム購入など前向きな理由であれば、「おめでとうございます!あと一ヶ月ほどですが、よろしくお願いします。」

その一言を添えるだけで、お互い気持ちよく最後の日まで過ごせるのではないでしょうか。

また、こうした一言を交わしておくだけで、退去の日までお部屋を大切に使ってもらえる可能性も高まると、経験的に感じています。

賃貸経営は、建物を管理する仕事です。

でも本当は、「人とのご縁」を大切にする仕事でもあるのだと、改めて感じました。

退去は終わりではありません。

その物件で過ごした時間が、入居者さんにとって良い思い出になっていたなら、それこそが大家としていただける「最高の通知表」なのかもしれません。

まとめ:
家賃をいただくことも大切。
でも、「この部屋で暮らせて良かった」と言っていただけることは、大家として何よりの財産です。

今回は、退去のご連絡をいただいた入居者さんとのやり取りから感じたことをお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。