いい顔ばかりはNG。時には鬼になる!?
前回のコラムでご紹介した借換えですが、無事に実行されました。
銀行とはそういうものだと言われますが、決済当日は散々な対応で、少々嫌になってしまいました。
あれだけフレンドリーだった担当者はもちろん、支店長さんまで手のひらを返したような冷たい対応。
本当にひどいものでした。(涙)
この金融機関には、今回繰上返済したものの他に、まだ少額の融資が2本残っていますが、こちらも返済したくなってしまいました。
借換えが決まったと伝えた後、担当者や支店長さんが自宅を訪問してくれました。
その際、「もっと早く相談してくれたら・・・」「相談なく他行に切り替えるなんてあんまりだ」などなど、散々言われましたが、事ある毎に相談してきたつもりです。
一度や二度の相談ではありません。
「その都度、実質の断りをしてきたのはどこの誰だ?」と言いたいのをぐっとこらえて、今回の意志は変わらないことをお伝えしました。
最後の手段として、金利の大幅値引きだけではなく、保証料返金スキームまで提示されましたが、なびきたい気持ちをぐっと堪えて固辞しました。
借換えてしまえば、また抵当権設定料などの大きなコストが発生してしまい、できることなら、こちらも借換えなどせずに取り引きを継続できた方が何倍もメリットがあります。
「もっと早い段階で相談していたら、取り引き関係を壊すことなく、もっとよい結果になっただろうか?」とも思いましたが、おそらく、「借り換えられてしまう・・・」という事実が現実のものにならない限り、今回のような最後の手段は出てこなかったとも感じます。
ですので、今回、手のひらを返したような対応を受け、逆にスッキリしました。
私は、いろいろな金融機関から物件購入資金融資が引きだせるよう、まずは口座を開設し、少額のローン取引をスタートさせることにしています。
ここで言う取引は、定期預金や金融商品の購入、またはクレジットカードの作成といったものではなく、あくまで「融資」をしてもらうことを言います。
まず、少額の融資を受けて、毎月滞りなく返済を続けることで信用を獲得し、ゆくゆくは物件購入資金を融資してもらおう、というやり方です。
しかし、このような地道な活動を続けても、どうしても物件購入資金融資につながらない金融機関は、事実、あります。
また、仮に物件購入に関する融資をしてくれるとしても、とんでもない悪条件でしか融資してくれないことも往々にしてあります。
そんなときは、今回の借換えの話ではないですが、他の金融機関へ意識を向けるのもやり方の一つだと考えます。
どの金融機関に対してもいい顔だけをすることはできません。
自分の置かれたステージは現段階の自分には合っていなかったのだと、割り切って前に突き進む強さも必要になると、今回の案件で痛感しました。
早いもので今年も既に2ヶ月が経過。
今年達成したかった財務体質改善の一つを2月の段階で実現させることができました。
残り10か月もフルパワーで進みたいと思います!
まとめ:
いい顔ばかりしていられない。時には鬼になることも必要!?
今回は、銀行との借換え交渉の後日談についてお話ししました。
何かの参考にしていただけましたら幸いです。
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