「退去連絡」をできるだけ前向きに捉えてみる
先日、空室に申込が入ってホッとしていたのも束の間、なんと2件同時に退去連絡が来てしまいました。
1件は年末ギリギリでの退去、もう1件は7か月後の退去予定です。
なぜ、どちらもすぐの退去でないかというと、両方ともマイホームを買った・建てるという理由なのでした。
前向きな理由ですし、自宅をローンで買えるほどの属性の方に入居いただいた、ということで、喜んで送りださないといけない所ですが、それでも「空室になってしまう」というのは、やはり憂鬱です。
もちろんこのお二組には、「おめでとうございます!」と応援のメッセージを送りはしました。
さらにたまたまなのですが、このお二組の入居期間はちょうど4年になります。
1件の家賃価格帯は約10万円、もう1件は約15万円です。
私の所有物件の中では、10万円を超える価格帯は高額物件になりますが、この層は、一生賃貸か、持ち家か?を家賃を支払いながら考えて、最終的に持ち家を選択される方が多いように感じます。
あとは、新婚、もしくは婚約してお住まいになられることが多いようにも思います。
そう考えると私の物件は、新婚生活のテスト住まいとして、また、自宅を買う前のどんな自宅に住みたいかの希望の洗い出しの場として使われているとも考えられると思いました。
人生で行う大切な決断の一助になっているように思えて、こう考えると、賃貸業って誇らしい仕事ですよね。
あとは残りの入居期間、できるだけ大切にお部屋を使ってくれることを祈るのみです。
退去連絡があった際に手続きなどについて聞かれたのですが、
- できるだけ綺麗な状態にしておいた方が退去立会の業者さんの心証がよくなり、負担いただく金額が少なくなる可能性があること
- 部屋を大きく汚したり、壊したりした部分があれば、事前に教えてほしいこと
を合わせてお伝えしました。
このようにくぎを刺しておくだけで、退去立会いでのトラブルが減ることもよくあります。
さて、空室が今現在でもう1つ残っています。
今回の2つの空室が発生するまでに満室にしておきたいと思います!
まとめ:
受けたくない退去連絡。
連絡がきたら、できるだけ前向きに捉えて原状回復工事に備えよう!
今回は、自宅購入が理由の退去連絡が立て続けに2件入った事例についてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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