緊急時に誰でも対応できるようにしておくこと
2022.07.28
生まれて初めて、救急車を呼びました。
今住んでいる家はリビング階段なのですが、その階段の半ばで、いきなり奥さんが意識を失い、転倒してしまったのです。
正確には、腕が手すりにひっかかり、たまたま支えに入るのが間に合ったので落下せずに助かったのですが、意識のない妻を見ながらどうしていいか分からず、救急車を手配したのでした。
横では子供が泣き叫んでいて、まるでドラマの1シーンのような状況です。
実は、先日いきなり発熱し、新型コロナウイルス感染症の陽性と診断されました。
一家全滅で、10日間の自宅隔離をしている最中の出来事でした。
コロナウイルスが原因なのか、または、単なる貧血等によるものなのかはなんとも言えませんが、かなり焦ってしまいました。
幸い、救急車が到着するまでに妻の意識は回復し、また、救急隊の方にも一通りチェックしてもらって、緊急性はない、とのことでその場は終わりました。
救急隊の方は最後に、「このコロナ禍、さらに猛暑で、下手に判断して手遅れになる可能性もあるので、今回のような判断で大丈夫です。何もなかったからといって悪気を感じる必要などありませんので、また何かあったら119番に連絡ください。」と言ってくれました。
日本の医療サービスって、本当に優れていますよね。
さて、この事件の後、さっそく子供達二人に119番への連絡の仕方や電話がつながったときに聞かれることなどを共有しました。
- 救急か?火事か?
- 住所は?家の目印は?隣家のお宅の名前は?
といった、聞かれたことをそのまま二人に言いました。
いきなりだと119番に電話したりはもちろん、電話できたとしても、住所を言ったりするのは難しいかもしれませんものね。
むしろ、電話機に分かりやすくポイントを貼り付けておく、みたいなのがいいのかなとも思いました。
こう聞かれたらこう答える、みたいなそんなのを作っておくといいのかもなと。
でもこういうのって、我々、不動産投資家にも絶対に必要なことです。
過去のコラムでも何度か書いたのですが、私は毎年、簡単な遺書を残すようにしています。
以前のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=8004
不動産の場所や保険担当者、リフォーム会社の連絡先など、本当に最低限の情報だけですが、「どこに連絡したら解決できそうなのか?」だけでも家族が分かれば、何とかなるのではないかと思ってのことです。
自分はもちろん、家族とも普通に生活できているこの瞬間って、本当に幸せなことなのでしょうね。
それを痛感できた一日でした。
ようやく解熱してきたかなと思っていたのですが、また発熱してきました。
10日間の自宅隔離期間がありますので、じっくりカラダを回復させたいと思います。
まとめ:
緊急時に、誰でも最低限の対応ができるよう準備しておこう。
今回は、自宅で発生した緊急事態についてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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