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銀行担当者の挨拶訪問時に融資交渉

2023.06.08

また銀行担当者の異動連絡がありました。

今回異動される担当Aさんは、何件も融資案件を通してくれた方だったので残念です。

こんな時期に?と思ったのですが、聞いてみると、

  • 支店に異動してくる予定だった方が病気で異動できなくなった。

  • 支店内昇格?という人事で、Aさんがその方の代わりを務めることになった。

  • 代わりにBさんが営業担当として赴任してきた。

というものでした。

何でも相当珍しいケースだそうです。

さっそくBさんが挨拶訪問してきてくれたのですが、話を聞いてみると、実はこの支店は2度目の赴任なのだとか。

今回、緊急事態だったということもあり、過去の支店経験者を異動させたのではないか?とのことでした。

定型的な挨拶のあと、Bさんが「御社で直近で何か資金需要はありますか?当行でお手伝いできることがあれば、さっそく動きたいのですが。」と単刀直入に融資について切り出してきたので、用意していた話を振ってみました。

ちょうど、また物件の大規模修繕に取り掛かる計画をしていて、その融資をしてもらえないかと思ったのです。

融資に関するセミナーでもお話しすることが多いのですが、こういう修繕のタイミングが融資取引を作る絶好の機会と思っています。

たとえその銀行との取り引きが既にあったとしても、その担当者経由での融資取引が初めてなのだとしたら、大きな意味があります

誰だって異動してきたばかりの時は、挨拶回りばかりで、なかなか仕事に結び付けられることなんて少ないですものね。

そんな時に、いきなり融資案件を持ち帰ってきたら、支店での居場所もできるのではないかと思います。

今回のBさんも、「うまく話が進むように、さっそく動きます!」と勢いよく帰っていかれました。

もちろん、これだけでは融資が受けられるかどうかはまったく分かりません。

でも、種をまいておかないと融資が進むことはないので、初回の接触としては良かったのではないかと思いました。

今回の大規模修繕をスムーズに実施できるよう、着々と準備を進めていきます!

まとめ:
タイミングをみて融資交渉。
特に修繕発生時は融資打診するのに最適なタイミングかもしれません。

今回は、銀行担当者の異動とそのタイミングで融資交渉をしたというお話でした。

何かの参考にしていただければ幸いです。