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築50年超物件、なんちゃってオーバーローンで取得

2021.10.07

小さな物件を取得してきました。

築52年の古家、ボロボロです。

でも増築されていて、建物面積がかなりあり、そのエリアでは巨大な古家の部類に入ります。

また、土地面積が大きく、銀行評価も出やすいと考えての購入でした。

今回は、久しぶりのオーバーローンでの取得。

物件価格+リフォーム費用のローンを地銀が出してくれることになったので、それで決済しました。

といっても正攻法ではなく、保証協会付きでしか融資してくれないとのこと。

「保証協会付き融資」というのは、保証協会が保証人の代わりになってくれて、銀行はリスクなしに貸し出しを行えるというものです。

ただ、利用するためには、その見返りに保証料を支払う必要があります。

今回は10年の借入になりましたが、保証料は融資金額の約2.5%でした。

「そんな高額な保証料を支払うのは、抵抗がある・・・。」というご意見があるのはごもっとも。

でも、別の見方をすれば、その保証料分安く物件を買うことができれば、全然アリな借り方ではないかと考えます。

もしくは、銀行にとって保証協会付きの融資はリスクがないので、新規の金融機関の開拓に使いやすいとも言えます。

この保証料は、銀行開拓のための必要経費と考えれば安いものかもしれません。

今回の融資は、リフォーム費用分も含めて実行されました。

しかし、さすがに銀行も考えていて、物件の決済時に実行された融資金のうち、リフォーム費用については別の口座に入れられて、リフォーム以外には利用できないように人質にとられています。

「だったら、リフォーム分は金利が発生しないように、リフォーム完了時に実行してくれたらいいのに・・・。」とも思いますが、そこは銀行の論理で融通が利きません。

でも、築50年超の物件に10年も貸し出ししてくれた、ということに感謝しなければなりませんね。

今回のリフォームは、かなり大掛かりになる予定です。

リフォームの規模は物件の購入価格とほぼ同じぐらいですので、リフォームのコストを考えると、そんなに利回りは高くなりません。

今回は水回りから一新する必要があるので、これにかなりのコストがかかります。

間取りも変更していくので、プランニングにもそれなりに時間がかかります。

でも、古い物件が生まれ変わるのを今から楽しみにして、ゆっくり、でも確実にリフォームを進めていきたいと思います!

まとめ:
古い物件、正攻法の融資獲得で難しければ、保証協会を利用するのも一つの方法。

今回は、古い物件のローン対策についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。