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生活保護になってしまいました・・・

2015.10.22

入居者さんから、「生活保護になってしまいました。今後の家賃は市役所から振り込まれることになります。近々書類も届きますので、よろしくお願いします。」という連絡が入りました。

市役所から毎月家賃振込みが得られること自体は、非常にありがたいです。なにせ、未納がなくなりますので。

でも、正直、「何だかな~」という感じです。

このお金って、私たちが日ごろ払っている税金が原資になっていますよね。

それが、非常~に、気持ち悪いです。

この方、もともと家賃の滞納などが全くない、とっても優良な入居者さんだったのです。

それが突然、生活保護というのは、何があったのかなと心配になります。

実は、今年になって2件目です。

1件目は、退去理由が「生活保護になったから」というものでした。

福祉課の担当者から、「住環境を変えないとこの悪循環から抜け出せない(?)」というようなアドバイスを受けて、ということでした。

「住環境が悪かったから生活保護に陥ったとでも言いたいのか?」と少し腹が立ちましたが、そのまま退去となりました。

以前は、「生活保護受給者の方は家賃支払いが確実」、という側面しか考えていませんでした。

不動産業者からの、「谷本さん、家賃をあと3000円下げたら生活保護受給者の部屋探し条件にぴったりあてはまりますよ!」というアドバイスに飛びついていました。

しかし、繰り返しになりますが、その原資は私たちがおさめている税金です。

本来税金というのは、国のインフラなどをよくしていくために使うべきものなのに、こんなことに使って本当にいいの?と思ってしまうのですね。

もちろん、生活保護の助けが本当に必要な方には支給すべきです。ところが、年金受給者よりあからさまに裕福な生活をおくる生活保護受給者、といった類のニュースを見るたび、気持ち悪くなります。

そんな方ばかりのアパートになってしまったら、その物件、絶対に負のオーラに包まれてしまうように思います。

今回、新しく生活保護になってしまわれたという入居者さんですが、機会をみてコミュニケーションをとってみたいところです。

そして、難しいことなのかもしれませんが、何か生活改善のお手伝いもできればなと思いました。(^^

まとめ:
生活保護の受け入れ、家賃支払い以外の側面も考えてみよう!

今回は入居者さんがまた一人、生活保護受給者になってしまった、というお話をしました。

何かの参考にしていただけましたら幸いです。