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他業態を参考にして、賃貸に活かすこと

2021.09.30

一泊二日で弾丸旅行をしてきました。

計画的なものではなく、いきなり思い立って旅行を決めたのです。

コロナ禍で、子供のイベントがなんでもかんでも中止になってしまっています。

また、公園で遊んでいても、近隣のお宅から子供の遊んでいる声がうるさい、というクレームが入り、小学校からは「子供の放課後の過ごし方には注意してください。」というような行動自粛の通知がでるなど、おかしなことも多発しています。

テレワークが進み、自宅で仕事ができるのはいいことですが、逆にそれがストレスになってしまっている家庭も一定数あるのだと想像します。

今回旅行を決めたのは、息子の修学旅行の中止の連絡を受けてのことでした。

小学校の思い出になる、運動会も合唱会もなくなり、さらには楽しみにしていた修学旅行までもなくなってしまった息子を見ていて、さすがに不憫に思ってしまいました。

息子や娘からは、「コロナだから仕方ないよ・・・。」と逆に大人びたことを言われるのですが、あまりにもかわいそうです。

それで「旅行でもいくか!」ということで、一泊二日で宿に泊まりに行った、というワケです。

前置きが長くなりましたが、今回泊まったのは、

  • 築ウン十年の古家

  • 古民家というのがうたい文句だが、おそらく数百万円で売られていたものを200~300万円で最低限のリフォームをした模様

  • 家族4人で一泊6万円弱

  • 食事などは一切ついていなくて、ウリは「自由に食材持ち込み可、バーベキューし放題」

  • 浴室は超古いものそのままだが、庭にどでーんと五右衛門風呂がある

  • 最大15人収容可?(3家族ぐらいで泊まれる)

  • ペットと一緒に宿泊可

というような、素泊まり宿。

奥さん的にはこの料金をみて、「いい商売やね~。」とのこと。

確かに、宿に到着すると担当者が10分ぐらい簡単に説明するだけで、あとは勝手にやってくださいといった感じ。

チェックアウトも朝10時までにでてくれたら、立会もありません、とのことでした。

こういうスタイルの宿泊は、コロナ期にはぴったりなのかもしれません。

家族だけ、近しい人とだけで他の誰とも接しない旅行ができるので、後ろめたい気分にもなりませんしね。

室内にはなんちゃって囲炉裏なども設置されていて、アユを焼いたり、鍋をつるしてグツグツ煮たりして、雰囲気を楽しみました。

また、庭の五右衛門風呂に入りながら、「昔はおじいちゃん家にこの五右衛門風呂があって、父さんは毎日入ってたんやでー。」と言いながら、ワイワイやりました。

子供達は五右衛門風呂が初めてだったので、そこそこ楽しかった模様です。

翌日は近くの港で釣りをして、海鮮丼を食べて帰ってきたのですが、なかなか充実した一泊二日でした。

古家投資でこのような旅館業にかかるような経営をすることは、ハードルが高いかもしれません。

でも、今回の宿のようなコンセプト作りやリフォーム、家具類の設置方法は、非常に参考になりました。

今、コロナ禍の影響で、テレワークしやすい間取の物件に人気がでてきたりしています。

単に「駅から近いから選ばれる」というような時代でもなくなってきています。

お部屋選びの多様性がより加速しているのを強く感じるので、今回のような経験を部屋作りに活かしていきたいと思いました。

まとめ:
ホテルや民宿、さらにはシェアハウスなど他の業態を参考にして、賃貸物件をパワーアップさせよう!

今回は、一泊二日の旅行で宿泊した宿で感じたことについてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。