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不安定な事業収入と不動産の安定収入は相性がいい!

2024.01.25

昨年末にアパートを一つ売却しました。

得られた売却益は、良さそうな物件があれば頭金として投入しよう、とも考えたのですが、なかなか投資したい物件に巡り合えません。

そこで今回は、前々から試してみたかった不動産・スポーツジム連動投資を実行してみることにしました。

このネーミングについては、6年ほど前から試行錯誤しながら続けている「不動産・福祉連動投資」と同じく、私が勝手に名付けたものです。

不動産・福祉連動投資とは、

1.不動産をグループホーム事業者に貸し付ける
2. 1+自分がそのグループホーム事業を営む
3.物件は他の大家さんから借りる+グループホーム事業を営む

といった組み合わせなのですが、ここで分かったことは、何か事業をする場合、事業者にとってテナント賃料は大きな足かせになるということです。

そこで、その賃料部分を逆に不動産収入に変えられたら、不動産投資としての収入と事業からの収入がダブルで得られて、相乗効果もあるのではないかと考えたのが連動投資を始めたきっかけでもありました。

同じような考え方で、今度はスポーツジムからの家賃収入と事業収入をダブルで獲得できたらおもしろいのではと思ったのです。

「何でスポーツジムなの?」と思われるかもしれませんが、実は、既存事業からの水平展開でした。

私が運営しているグループホームには、精神疾患を抱える方が多数入居していますが、ある時、書店で「筋トレしている人間にうつ病の人はいない!」というようなことが書いてある本を見かけたことがありました。

また、精神疾患があるためになかなか定職に就けない方も多くいます。

このような方々に、例えば清掃業務などの簡単な仕事を提供できれば、社会復帰への第一歩にもなるのではないかと考えたのです。

さらに、グループホームだけでなく、アパートに入居している方々にも利用してもらえるようなサービスを提供できれば、いろいろな相乗効果が得られるとも思いました。

そんなことが諸々重なって、試験的に、不動産・スポーツジム連動投資をスタートさせています。

といっても何のことはなくて、

  • ジムに必要な広さの物件を見つける
  • 物件を購入するか、賃借する
  • 内装を工事する
  • 利用者を募集する

という手順なので、これまで培ってきた不動産投資ノウハウがフル活用できます。

グループホームやスポーツジムを題材にして、〇〇連動投資としていますが、元々、私は自営業と不動産投資は非常に相性がいいものと思っています。

ただでさえ収入が不安定になりがちな事業に、安定的な収入が確保しやすい不動産投資を加えることで、相乗効果が得られる可能性が高くなります(もちろん、一歩間違うとリスクが倍になってしまう可能性はあります)。

そのような意味では、

不動産・パン屋連動投資
不動産・レストラン連動投資

など、いろんな組み合わせが考えられるのではと思っています。

今回は少しマニアックな投資法についてお伝えしましたが、普通の賃貸物件も変わらず探していきたいと思います!

まとめ:
収入が不安定になりやすい事業を安定収入が期待できる不動産投資で補えれば、相乗効果が得られる。

今回は不動産投資と事業収入との組み合わせについてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。