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腹立たしい不法投棄、でも結局自分が悪い!?

2021.03.25

先日、物件の巡回をしていたのですが、共用部(ゴミ置き場の隣のスペース)にドでかいベッドマットレスが捨てられていました。

まだ粗大ごみシールが貼ってあればいいのですが、それらしいものは何もなく、あからさまな不法投棄です。

入居者さまには、全世帯、

  • 不法投棄は厳禁であること。

  • 心当たりのある方はすぐに処分してほしいこと。

  • 不法投棄を目撃された方は教えていただきたいこと。

をまとめた書面・メールを送付しましたが、現地には不法投棄されたまま、また何の通報連絡もありません。

まあ、目撃されないように、深夜などに投棄しているのかもしれませんし、居住者かどうかも分かりません。

近隣から投棄されている可能性もありますものね。

防犯カメラを設置していないことが悔やまれる案件ですが、本当にこのような不法投棄は困ってしまいます。

結局は、大家である自分が処分するしかないのですが、市の粗大ごみ処理センターに電話してびっくり。

「コイルスプリングの入っているようなベッドマットレスですよね?それ、ここでは回収できないゴミに判別されています。今からお伝えする、民間のゴミ処理業者さんに別途、依頼してください・・・。」と回答され、民間のゴミ処理業者さんに依頼することになりました。

その金額、9千円弱。

しかも、午前中とか午後とか時間の確約ができない中で、現地で回収の立会いが必要とのこと。

別に金額をどうこういうつもりはありませんが、大家がお金を払って、しかも数時間の時間をとられてこのような回収を手配しなければならないことに、社会の不合理を感じずにはいられません。

でも、おかしいと思いながらも、自分が処分しなければ、現場からこの不法投棄物がなくなることはありませんので、実行しないわけにもいきません。

こんなときいつも、大家業というのは、難儀な商売だな~と思ってしまいます。

ハードの側面として、物件に防犯カメラ等を設置しておくのは大切なことです。

そのような防犯設備が導入してあることを居住者に知らせてあるだけで、今回のような不法投棄の牽制にもなります。

また、近隣からの不法投棄だったとしても、「防犯カメラで録画中。不法投棄、通報します。」というような掲示をしておけば、かなり防げるのではと思いました。

今回のようなケースでは、不法投棄を恨むのではなく、

・対策を実施していなかった自分の行動の甘さ

を反省するようにしています。

そうしないと、物件や私たち自身の物件運営力が向上しないですものね。

とはいえ、腹立たしい。

腹立たしさMAXですが、これを糧に物件力の向上に励みます!

まとめ:
原因を他に求めず、自分に落ち度がないかを振り返り、常に改善していくのが大切!

今回は、不法投棄から、自分の物件運営の反省点をお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。