契約締結直前のドタキャンにはらわた煮えくりかえる・・・
「ええーっ!」
思わず心の叫びが出てしまいました。
4部屋の同時退去が発生し、空室率58%になってしまった物件で、ようやく3部屋の申込みを獲得。
「これであと1部屋、ラストスパートだ!」と思っていたところ、さらに1部屋が退去となってしまった・・・というところまで、以前、本コラムでお伝えしていました。
以前のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=8308
しかし、先日、3つの申込み先のうちの1つからドタキャンの連絡が入ってきてしまったのですね。
ドタキャンというのは、契約の意思表示を示されたので、契約書類を作成して客付け会社に契約書類を送付するところまで進めていたためです。
賃貸借契約の締結方法は色々なケースがありますが、今回は、オーナーである私が契約書を作り、入居するお客様を見つけてきてくれた客付け会社さんが契約内容の説明をして、締結してくれるというものでした。
まだ契約書類を作成するまでにキャンセルされるのだったら、ここまでがっかりはしません。
本当にタチが悪いドタキャンは、契約書の作成ややりとりに散々時間をとられた挙句に、「やっぱりやめます。」と言われてしまうことです。
現在の不動産業界では、入居申込みが入ると他社に対して、申込みがすでに入っている旨を表示・伝える必要があります。
もちろん、契約の準備段階に入っているようなら、その旨も空室照会が入った際には伝えます。
すると、他からの問い合わせがあったとしても、「この空室は申込みがもう入ってるのか、だったらお客さんを紹介してもムダだな、他の部屋を紹介しよう・・・。」となってしまうのは当然のことです。
ということは、契約の意思表示をした申込み者は、他のお部屋探しをされる方をお断りさせている!ということになります。
にもかかわらず、契約をドタキャンすることは、大家側からすれば、
- タダ乗りされた・・・。
- 機会損失を拡大させられた・・・。
というような感じになってしまい、本当に気分が悪いのです。
気分が悪いどころか、非常に腹立たしい思いで一杯になります。
でも、なかなかうまくはいかないのが賃貸経営。
不動産投資は物件を買ってから、長期間取り組むものです。
いい時もあれば、悪い時もある・・・。
そんな長期目線で引き続き、空室対策、頑張ります!
まとめ:
申込みを獲得しただけでぬか喜びしてはいけない。契約締結して、やっと空室が埋まったことになる!
今回は、契約締結直前のドタキャンを喰らった失敗談をお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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