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最後まで生き残れたら勝ち!?

2019.10.03

先日、某出版社のムック本で、不動産投資に関するテーマを扱うということで、その取材を受けました。

依頼が来たとき、「成功している大家さん」を特集するとのことだったので、正直自分は成功していると思えないし、また忙しいし、あとはこれが一番かもしれないですが、興味のないテーマと感じてしまったため、お断りしようと思いました。

しかしお話を伺ってみると、

  • ぽっと出てすぐに消えていく投資家

  • 借入規模を自慢する投資家

ではなく、ある程度の年数を賃貸業で生き残っている大家さんにインタビューして、不動産投資が簡単に儲かるような甘いものではない、ということを読者に伝えたい、というのが趣旨とのことだったので、取材を受けることにしました。

やはり、昨年からの様々な不祥事が原因で、不動産業界は注目されているんだなと、改めて感じました。

この十数年、自分が賃貸業で生き残れたのは、「一発逆転」のような大きな借入を使った投資をしてこなかったことが理由のように思います。

というと、カッコよく聞こえてしまうかもしれませんが、要は大きな融資をつけられなかっただけですね。(-o-;

最近まで、TVドラマの「ノーサイド・ゲーム」を毎週欠かさず見ていました。

私、こういう分かりやすくて、泣けるストーリーが大好きなんです。

どん底に突き落とされた主人公が、もがいて、努力して、そうしていると仲間がどんどん集まってきてチームになり、最後は悪に勝つみたいな話、本当に泣けます。

オチがどうなるかだって分かってる、でも分かっていても毎回泣けてしまう。。。

逆にウチの奥さんは、こういう分かりやすいドラマは大嫌いで、「イヤミス」が大好きです。

イヤミスというのは、読んだ後に嫌な気分になる話のことをいうらしいです。

読んだ後、見た後に嫌な気分になるなんて、何が面白いのか私にはさっぱり理解できません。

さてさて、話はそれましたが、何が言いたいのかというと、「不動産投資・賃貸経営は、地道な努力が報われる」ものだし、そうであってほしいと思うのです。

空室がでて、リフォームして、入居募集活動をして、それで満室になったかと思えば、また退去連絡・・・。

入居したかと思えば、設備トラブルでクレーム対応・・・。

入居者のゴミ捨てマナーが悪いと近隣住民から怒られる・・・。

そんなことの繰り返しで、世間で言われるような、「片手間・不労収入」なんてこと、一秒たりとも感じたことがありません。

でも、投資して5年、10年、15年、と後で振り返ってみると、「ああ、頑張ってきてよかったな・・・。」と思えるのがまた、不動産投資ではないかと感じています。

確かに、収入レベルで言えば、スタートした時とは比較にならないほど、大きくなったのも事実なので。

私は中学・高校とずっと陸上部で、毎日ひたすらに走っていました。

また、大学の時は、体育会の弓道部で、留年するぐらい、朝から晩までずっと弓をひいていました。

体育会なんて、最初、初心者で始めた十数名の同期が、最後はほんの数人・・・みたいな世界です。

不動産投資もこれと同じ。

地道な努力で、毎日同じことの繰り返しをじっと耐えながら続けられるかどうか。

それが生き残れるかどうかになってくるのかなと思いました。

長くなりました。

今回は上から目線で偉そうにすいません。

でも、せっかく不動産投資を始めたのなら、もしくはこれからスタートしていくのなら、一緒に楽しんで進んでいきましょう~。(^^

まとめ:
不動産投資には、派手さも一発逆転も必要なし。

コツコツ地道に、が報われるはず!

今回は、某雑誌社の取材を受けて感じたことについてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。