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欠陥住宅が発生しやすい建築業界の構造とは?

2019.05.20

こんにちは。FPコミュニケーションズの岡です。

レオパレスに続き、先日は大和ハウスも不祥事が報道される状況で、昨今は業界全体に不信感が漂っています。

しかも、発覚するきっかけの多くが内部告発や隠ぺいがバレて公になってしまうという、何ともお粗末な状況です。

以前から、建築業界では住宅はクレーム産業と言われてきましたが、このところ続いている一連の不祥事で何か変わったのか?

実は、何も変わっていません。

報道や周りの反応が以前と変わっただけで、業界の体質は変わっていないというのが、実際のところかと思います。

その原因は、建築業界の構造自体にあるのではないか?というのが、私も含めて多くの方が感じていることではないでしょうか?

まず、住宅を建てる際に関わる人の多さを知ると、そう簡単な話でないことがわかると思います。

職人さんは工事や現場ごとに異なりますが、少なくとも20種類以上の工事種別があります。

大工さんのように、ある程度、長期間携わる職人さんもいれば、1日だけや短時間だけの職人さんもいます。

そういった職人さんを束ねる現場監督も小規模の住宅では多重管理が基本で、職人任せでチェック機能が働かないというのが構造的に起こりやすいです。

そして職人さんも、工期や予算に追われてのやっつけ仕事。

もしくは、人手不足で技術や知識レベルも低い人材が作業していると思うと、心配の種が尽きません。

また、他にも設計士や現場監督についての要因の一つとして「全員が有資格者でない」ということがあるかもしれません。

かくいう私も、新卒ではゼネコンの現場監督として入社しましたが、無資格で実務をしていました。

資格制度として実務経験が一定期間必要ですので、違法ではありません。

規模にもよりますが、現場責任者一人が資格を保有していれば良いので、法律的には問題ないのです。

大きな現場を担当していた際には、現場監督が私も入れて7名いましたが、所長以外の6名が無資格でした。

資格がなければ実務ができないわけではありませんが、少なくとも技術や知識は資格に必要なレベルにないことになります。

他の職人さんも同様で、技術・知識不足だけでなく、モラルが低い人も少なからず混在してしまう業界とも言えます。

もう一つ知っていて欲しいのは、職人さんの多くはハウスメーカーや建築会社に所属していません。

色々な会社や現場から委託されて、一社に限らず工事をしています。

この下請けや孫請けという重層下請けも、利益が圧迫されて、責任の所在がわかりづらくなる一因です。

そんな設計・施工体制や重層下請け構造が、欠陥住宅が発生しやすい建築業界の構造といえます。


大手ハウスメーカーなら安心と思っていたあなた!

昨今の不祥事のニュースと今回のメルマガで、その意識はなくなったと思います。

もし、現在進めている新築のお話があれば、一度当社に相談してはいかがでしょうか?

当社とパートナーを組んでいる建設会社の職人さんは精鋭ばかりです。

そのため新築の依頼が重なると工期の調整が必要ですが、欠陥住宅が発生しにくい少数精鋭部隊ですので、安心してお任せ頂けると思います。

今回の稼ぐ戸建賃貸レポートが、あなたのお役に立てば幸いです。

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それでは、次回の稼ぐ戸建賃貸レポートをお楽しみに!

◆岡 宏◆