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賃貸併用物件の「探し方」とは?

2018.08.23

賃貸併用住宅として使っていた2戸のテラスハウスから戸建に引っ越して、3週間ほどが経ちました。

自分たちが住んでいた部屋には、お隣の入居者さんが移動してくることになっています。

元々コミュニケーションが取れていたので引っ越す旨をお伝えしたところ、即決で移動したいとおっしゃっていただけたのですね。

家賃は高くなるのですが、お部屋が一回り広くなるのが決め手とのことでした。

あと、内装をちょこちょこ手入れしていたので、それも気に入っていただけた模様です。

こういう関係が作れるのも、賃貸併用住宅のメリットかもしれません。

よく、「賃貸併用の物件、出てこないですか?」と聞かれますが、なかなか市場にはでてきません。

あったとしても、よくある2世帯住宅で、それぞれの世帯が完全に分かれていないものが多く、賃貸併用としては活用しづらいものがほとんどです。

玄関ドアや水回り、またはリビングを共有するなどで、二世帯住宅としてもトラブルになりがちですね。

よくある「嫁・姑問題」などがそれです。

市場にないのなら、土地を買って物件を企画してしまうというのも手なのですが、これはこれでハードルが高かったりします。

それ用の土地探しが結構難しいものです。

賃貸が成り立ち、かつ自分たちも住みたいエリアで、と考えると、なかなか土地が決まらないことが往々にしてあります。

もう一つ、時々オススメしているのが、「空きの多い収益アパート+リノベ」のパターン。

よくある6戸ぐらいのアパートで、半分ぐらい空室になっているとします。

その空室をババーンとリノベーションでつなげて、大きな部屋にしてしまう、というプランです。

「リノベなんて、そんな簡単なもんじゃないだろ!」

「部屋の空き方がつなげにくい感じだったらどうするんだ!」

といわれるかもしれませんが、この段階ではそんな制限は考えません。

「もしこういう風にできたらどうなるか?」と、想像を膨らませることが大切です。

私、販売図面を見るのが大好きです。

土地であれ、古家であれ、また収益物件であっても、その一枚の図面から想像を膨らませて、活用法を考えます。

単に「利回り」だけでみると価値のないように思えるものが、実は、活用の仕方次第で超お宝物件に変わってしまうものも、案外あります。

そんな視点で賃貸併用物件を探してみるのも面白いかもしれません。

まとめ:
賃貸併用物件。新築するのも手だけど、中古物件からのリノベーションも選択肢の一つ。

今回は、賃貸併用物件の探し方についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。