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プロ野球選手と大家さんの共通点とは?

2015.10.08

先日、たまたまテレビでヤクルトの山田選手の特集を見ました。

「昨年との違い」というトピックで、盗塁について昨年と今年の映像を見ましたが、素人目にも分かるぐらいレベルアップしています。

走塁コーチと二人三脚で・・・という構成でしたが、「盗塁の成否は『構え』でほぼ決まる」と二人は話していました。

山田選手が、自身の盗塁シーンを撮影した映像を見ながら、「これ、究極ですよね。」とコメントしていたものは、ピッチャーがボールを投げる前に既に盗塁のスタートが切れていました。

確かに、こんなスタートがいつもできれば、盗塁成功率は飛躍的に高くなっていきますよね。

アパート経営でも、この「構え」という概念、大切です。

例えば、いい物件がでてきたとき、すぐに買える人と買えない人との違いは、すぐに融資をつけられるかどうかによるところが大きいですよね。

なので、「日頃からそのための準備ができているかどうか」、これが重要です。

金融機関との関係を作っておく必要がありますし、その前提として、金融機関が貸したいと思える属性を作っておかなければいけません。

一口に属性といっても様々ですが、日頃から自己資金をコツコツ作れているかどうかや、資産・負債のバランス改善も重要でしょう。

まさに、「構え」がしっかりできている人は、そうでない人に比べて良い投資ができる可能性が高まります。

また、空室対策についても同じようなことが言えます。

例えば、1カ月後に退去があるとします。

入居募集の準備はできているでしょうか。

「退去してから部屋を見ないと募集なんて始められないよ。」というのであれば、既に出遅れていると言わざるを得ません。

入居年数や前回のリフォーム状況が把握できていれば、ある程度リフォーム箇所を想定できることも多いでしょう。

また、前回のリフォーム時に写真も撮影しておけば、退去前から、「これ、前回のリフォーム後の写真なんですけど・・・。」と仲介会社に営業もできます。

ポータルサイトにも掲載できますしね。

ところが、「退去してから・・・」「リフォームが終わってから・・・」と考えていると、1~2週間なんてあっという間に過ぎてしまいます。

なので、空室対策においても、この「構え」はとっても大切です。

山田選手はプロの野球選手。

私たちはプロの賃貸経営者。

他業態からも考え方や生き方、良いものはどんどん吸収していきましょう!

まとめ:
物件購入も空室対策も、「構え」で結果が決まる!?

今回は事前準備の大切さについてお話ししました。

何かの参考にしていただけましたら幸いです。