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金利差を利用した気長な繰り上げ返済!高金利融資の一部を低金利に切り替える方法

2016.05.19

また一本、新しくローンが増えることになりました。先週訪問した銀行で、確定申告や借り換えの話から、新規の借り入れの話になったのです。

一本といっても最小単位の借入で、とても物件購入に使えるような金額ではありません。

でも、築古物件で借りていて、まだ借り換えできずに残っている高金利融資の一部繰り上げ返済には十分活用できます。

もっとも、金利差はかなりあるので金利払いが減るというメリットはありますが、期間が短い借り入れを使って繰り上げ返済すると、返済額自体が大きくなり、毎月のキャッシュフローが悪化することもあります。

例えば、金額100万円の金利1.3%融資(期間8年)が引けたとして、これで、高金利3.9%融資の繰り上げ返済を行うと、

3.9%、20年 ⇒ 約6,000円
1.3%、 8年 ⇒ 約11,000円

ですので、毎月の返済額自体はかなり増えてしまうことになります。

しかし、収益構造自体は明らかによくなりますので、これはこれで良し、と個人的には考えています。

これまでも、「歯を食いしばって借入期間を短くする」みたいなことを続けてきました。

少額の融資も、積もり積もれば優良な大きな借り入れになる?というのは私の持論です。(^^

もちろん、一気に低金利融資が引っ張れるのであれば、何もこんなにちまちま借り入れを作らなくてもいいのですが、私にはこの方法が一番あっているようです。

また、繰り上げ返済も、自己資金を大きく使ってしまうと物件の買い増しに不利になってしまうので、躊躇してしまいます。

この点、金利差を利用した繰り上げ返済であれば、気持ち的にも余裕がでるのです。

今年は、これもマニアックですが、小規模企業共済や生命保険の契約者貸し付けを利用して、高金利融資の一部繰り上げ返済をしてみようとも考えています。

これからも気長に、コツコツ、財務体質を改善していきます~。

まとめ:
全額借り換えでなくても、財務体質は強化できる!金利差を利用した一部繰り上げ返済もオススメ!

今回は、少額融資を利用して、高金利融資の一部を低金利に切り替える方法についてお話ししました。

何かの参考にしていただけましたら幸いです。