大家さんより自社利益を優先する不動産会社
私たちのオフィス、正直狭いです。
スタッフが今の約半分の時から同じスペースにいるので、当然といえば当然ですが。。。
引っ越し先を探して、かなり内見したり申込みを入れたりしているのですが、なかなかうまくいきません。(TT)
昨年末も、一件申込みしたのですが、これまた撃沈しました。
今回は、「不動産会社による嫌がらせ」です。
申込みを入れた物件を扱っていたのは、私たちのオフィスがある地域ではNo1の老舗不動産会社。
不動産コンサルティングをメイン業務にする当社が新しいオフィスを探している、とありのままを伝えての内見・申込みでした。
ところが、申込みを入れて、電話連絡をしてもなかなか話が前に進みません。
電話すると、「担当者から折り返します。」と言われるのですが、なしのつぶて。
数日待って再度電話しても同じ対応で、訪問しても担当者不在と言われるだけで、一向に話が進みません。
そうこうするうちに、年が明けてしまい、らちがあかないので最後の手段をとってみることにしました。
物件の謄本を調べ、所有者に手紙を送付するという、古典的な方法です。
大家さんに申込みの情報がいきわたる前にその不動産会社がブロックしていると判断したのです。
毎月数十万円もの家賃が入ってくるかどうかは大家さんにとっては死活問題。
にもかかわらず、その不動産会社は、大家さんの利益を考えるのではなく、自社の都合だけで私たちの入居申込みを大家さんに届けていないとしか思えませんでした。
でも、謄本に記載された住所に手紙を出しても、実際に届かないことも往々にしてあります。
転居しても、登記手続きしない方がほとんどなためです。
でも、やれるだけのことはやってみないと気が済まない性質なので、ありのままの気持ちを込めてお手紙を出したところ、なんと、その数日後に大家さんが電話をくれたのです!!
聞いてみると、やはり、私たちの申込みは届いていませんでした。
そして、私たちが申込んだ空室の隣に入っていたテナントがたまたま昨日申込んできたので、もう空いていない、ということをおっしゃいました。
でも、その大家さんは、「本当にゴメンなさいね。不動産会社にもキツく言っておきますので。」とおっしゃってくださり、私の気持ちは分かっていただけたように思いました。
今は繁忙期と言われています。
電話で空室照会があったり、また、内見希望の連絡があったりすると思います。
しかし、その一方で、自分の知らないところで不動産会社が入居見込みを断っているとしたら、どうでしょうか。
- 高齢者だから・・・
- 外国人だから・・・
- 収入が低そうだから・・・
など、表面的な理由だけで自分のもとに必要な情報が伝わってきていないとしたら、恐ろしいことですよね。
もちろん、今回の私たちのケースのように、不動産会社がウソをつくようなケースを見破ることは難しいです。
でも、そうではなく、単に大家さんの意図が不動産会社に伝わっていないとしたら、それは改善できます。
今は入居募集が大変苦しい時代です。
「悪い属性はすべてお断り!」なんて言っていたら、満室を維持するのは難しいです。(もちろん、優良な方だけを受け入れるという戦略も物件によってアリです。)
もし、あなたが、「まずは門戸を開いて、広く入居募集をする!」と決めているなら、「どんな人でもまずは相談に乗ってあげたい。だから、まずは問合わせや内見申込みなどがきたら、断ってしまうのではなく、遠慮なく私に相談してほしい。」と不動産会社に伝えましょう。
不動産会社にあなたの意思を伝えることが何よりも重要です!
まとめ:
不動産会社に自分のスタンスを伝え、入居募集に即反映させよう!
今回は、不動産会社に対する接し方についてお話ししました。
何かの参考にしていただけましたら幸いです。
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